米国配当貴族の海外売上比率

シーゲル二郎です。

投資金の半分をつぎ込んでいる米国配当貴族指数に含まれている銘柄の海外売上比率について調べましたのでお伝えします。

おさらいですが、米国配当貴族指数とは、S&P500配当貴族指数とも呼ばれ、S&P500銘柄のうち連続増配年数が25年以上の銘柄を均等の割合で保有するインデックス指数です。

現在51銘柄あります。25年以上連続増配が条件なので、不況にも負けずに増配を続けた強い企業が名を連ねています。その一方、増配さえしていればいいので、急成長しているような企業はあまり多くありません。

BtoB企業の割合が多く、日本人には馴染みのない名前も多いです。

経済のグローバル化が進む今日では、多くの米国企業が自国以外の地域でのビジネスを進めています。米国外の売上比率については次の通りでした。

コード会社名海外売上比率セクター連続増配
DOVドーバー42%資本財61年
PGプロクター・アンド・ギャンブル59%生活必需品60年
GPCジェニュイン・パーツ16%一般消費財60年
EMRエマソン・エレクトリック52%資本財60年
MMMスリーエム59%資本財59年
CINFシンシナティ・ファイナンシャル0%金融56年
LOWロウズ・カンパニーズ0%一般消費財55年
KOコカ・コーラ52%生活必需品54年
JNJジョンソン・エンド・ ジョンソン43%ヘルスケア54年
CLコルゲート・ パルモリーブ79%生活必需品54年
HRLホーメル・フーズ05%生活必需品50年
TGTターゲット0%生活必需品49年
SWKスタンレー・ ブラック&デッカー46%資本財49年
SYYシスコ11%生活必需品47年
PPGPPGインダストリーズ55%素材45年
LEG レゲット・ アンド・プラット34%一般消費財45年
ITWイリノイツールワークス55%資本財45年
GWWW.W.グレインジャー23%資本財45年
BCRCRバード31%ヘルスケア45年
WMTウォルマート・ ストアーズ27%生活必需品44年
VFCVFコーポレーション38%一般消費財44年
PEPペプシコ41%生活必需品44年
KMBキンバリー・クラーク50%生活必需品44年
BDXベクトン・ ディッキンソン35%ヘルスケア44年
ABTアボット・ ラボラトリーズ70%ヘルスケア44年
ABBVアッヴィ38%ヘルスケア44年
NUEニューコア不明素材43年
SPGIS&Pグローバル不明金融43年
EDコンソリデーテッド・ エジソン0%公共43年
ADPオートマティック・データ・ プロセシング15%情報技術42年
WBAウォルグリーン・ブーツ・ アライアンス28%生活必需品41年
PNRペンテア41%資本財41年
MCDマクドナルド65%一般消費財41年
ADMアーチャー・ダニエルズ・ ミッドランド53%生活必需品40年
MDTメドトロニック43%ヘルスケア39年
CLXクロロックス17%生活必需品39年
SHWシャーウィン・ ウィリアムズ14%素材38年
BENフランクリン・ リソーシズ39%金融35年
XOMエクソンモービル65%エネルギー34年
CTASシンタス不明資本財34年
APDエアープラダクツ・アンド・ ケミカルズ60%素材34年
AFLアフラック72%金融34年
TAT&T06%通信33年
BF/Bブラウン・フォーマン54%生活必需品33年
CAHカーディナルヘルス04%ヘルスケア32年
MKCマコーミック42%生活必需品31年
ECLエコラブ46%素材31年
TROWTロウ・プライス・グループ不明金融30年
CVXシェブロン56%エネルギー29年
GDゼネラル・ ダイナミクス25%資本財26年
HCPHCP不明不動産不明
※横スクロールや並び替えもできます。一部並び替えが不完全なので注意してください。

 

米国企業なので、米国以外の売上比率です。一部を除き2016年12月時点です。

0%になっている企業は、売上のすべてが米国の内需系企業ということになります。

会社名をクリックすると企業分析の記事へ飛びます。

最も高かったのは、歯ブラシや歯磨き粉で有名なコルゲート・パルモリーブ(CL)で、なんと79%もありました。大半を海外で稼ぐ超グローバル企業といえます。

米国配当貴族指数は、基本的にこれらを同じ割合で保有することを目指しているので、単純に平均すればインデックス自体の海外売上比率も求められます。

米国配当貴族指数全体の海外売上比率は約33%でした。

比率が不明の会社は全て0%として集計した場合です。不明を除いて平均を出すと約37%でした。とはいえ、不明だった企業の多くは内需系企業だったので、33%のほうが実態に近いと思われます。

2016年におけるS&P500全体の海外売上比率が約43%であることを考えると、かなり低いといえます。(直近のS&P500の海外売上比率は約56%になっているため、現在は多少上昇していると思われます。)

連続増配年数の基準はドルでの配当金なので、ドルベースの利益がぶれにくい内需系企業が圧倒的に有利です。

また、S&P500と違い等金額で保有するので、相対的に時価総額の小さい企業のウェイトが高まります。時価総額の小さい企業ほど海外売上比率は低くなる傾向があります。

上記の理由から、このような悲惨な結果になってしまったのだと予想します。

シーゲル二郎は、海外売上比率が高い企業に投資したいと思っています。

参考記事「海外売上比率は高いほうがいい

シーゲル二郎が投資信託を使って株式に投資しているのは、企業が持っている技術・人材・ブランドといった実物資産の所有者になりたいのが1つ目の理由です。

もう一つは、株式会社を通じて通貨分散をしたいと思っているからです。多国籍企業には、多国籍の通貨を獲得する力があります。海外売上比率が高い企業への投資は、世界レベルで通貨分散になります。

内需系企業は、自国でビジネスが完結してしまうので、通貨分散効果が非常に低いです。シーゲル二郎は米国企業に魅力を感じていますが、米国という市場やドルには興味がありません。

米国配当貴族指数への投資はやめませんが、少しモチベーションが下がりました(泣)

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ドル高が進むほど外需系企業が減るよ

米国配当貴族の海外売上比率” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 匿名 より:

    こんにちは
    米国配当貴族指数に投資されているということですが、購入されている投資信託は何か教えて頂いてもよろしいですか?

  2. シーゲル二郎 より:

    こんにちは、シーゲル二郎です。
    米国配当貴族指数への投資は、以下2つを併用して積立しています。
    ・Funds-iフォーカス米国株式配当貴族
    ・SMT米国株配当貴族インデックス・オープン
    詳しくは下記記事をご覧ください。
    http://siegeljiro.com/siegeljiro-4

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