カーディナル・ヘルス(CAH)分析

シーゲル二郎です。

今回は、カーディナル・ヘルス(CAH)を分析していきます。

総合ヘルスケアサービス?企業だそうです。事業内容は理解できなかったので、数字を中心に考察していきます。

 

連続増配…32年

S&P格付…A-

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

事業規模は小さいですが、米国のうち70%以上の医療機関に医薬品、医療機器、サービスを提供しているようです。放射性医薬品ネットワークは米国トップシェアだそうです。

また、2017年4月には、医療機器メーカーのメドトロニック(MDT)の医療機器部門の一部を買収しています。

さて、典型的なヘルスケアセクターであり、シーゲル氏の調査では、ヘルスケアセクターは最も高いリターンをもたらしました。

また、同じ配当貴族内のJNJ、MDTなどのヘルスケアセクター企業はもれなく高収益であり、このカーディナル・ヘルスもさぞかし高収益なのでしょう(フリ)

 

事業はほぼ米国内です。まぁ医療大国united states of americaですからね。

 

過去最高の縦長です。この結果は全く予想していませんでした。ヘルスケアセクターは高利益率であることが多いですが、カーディナル・ヘルスはかなり薄利多売のようです。医療メーカーというより、サービス業が中心なのでしょうか。

セクター1位のジョンソン&ジョンソンと比べると、売り上げは2倍弱あるのに、純利益も時価総額も10分の1以下と、かなりダイナミックです。

 

投資CFが少ない目なのは予想できましたが、営業CFがブレブレでダメダメのポンコツです。営業CFマージンも、0.91%~2.77%と、ブレブレのダメダメです。データが適当なことで有名な当ブログで小数点第2位が出てしまいました。

 

配当性向が低めで推移しているにもかかわらず2013年には利益額を超えてしまっていたり、文句なしにポンコツです。ヘルスケアセクターでありながら利益のぶれがあるのは言語道断です。

 

自己資本比率が若干下がってきていますが、それ以外は特にノーコメントです。

 

現時情報(2017/9/1)

株価…67.46ドル
PER…14.79倍
配当利回り…2.74%
連続増配…32年

グッと上がって右肩下がり。きったねぇチャートです。PERは15倍を切っていますが、配当利回りはふなっしーとあまり高くありません。

いやぁ、ヘルスケアセクターの名に恥じない優良企業でしたね(嘘)

ビジネスモデルが高卒の頭では理解できなかったので、何とも言えませんが、事業内容なんて見ないでも各指標やグラフを見ただけでパスのポンコツ銘柄でした。営業CFマージンはまさかの一桁前半であり、超低収益企業といっても過言ではありません。

ヘルスケアセクターといっても、医療機器や医薬品は高収益ですが、その他地味な立ち回りの企業は低収益が結構多いですね。ヘルスケアセクターに限っては、派手な企業のほうがいいのかもしれません。

個別株なら絶対に手を出さないポンコツでした。シーゲル二郎の貴族格付ランキングでは、ワースト1位といってもいいです。早く減配してほちぃ

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