【S&P500】IVVの信託報酬が0.04%→0.03%に引き下げ

つみたて次郎です。

iシェアーズの海外ETFについて、信託報酬の引き下げが発表されました。

外部リンク…iシェアーズS&P500連動ETF“20周年”でコスト引き下げ、バンガードに並び最安

 

名称 変更前 変更後
iシェアーズ・コアS&P500(IVV) 0.04% 0.03%
iシェアーズ・コアS&P500中型株(IJH) 0.06% 0.05%
iシェアーズ・コアS&P500小型株(IJR) 0.07% 0.06%

 

特に注目したいのはS&P500指数に連動するIVVですね。

同指数に連動するETFとしてはバンガード・S&P500(VOO)と並び有名です。

VOOの信託報酬も0.03%ですので、今回の引き下げにより同率に並んだ形となります。

 

S&P500ETFを比較

ここまで登場したIVVVOOに加え、S&P500ETFとしてはSPDRポートフォリオS&P500(SPLG)も存在しており、こちらも信託報酬は0.03%です。

この3種について簡単にまとめてみます(2020/6/25時点)

 

IVV VOO SPLG
連動指数 S&P500 S&P500 S&P500
信託報酬 0.03% 0.03% 0.03%
運用会社 ブラックロック バンガード ステートストリート
純資産額 19.6ドル 14.9ドル 55.5ドル
1株単価 300ドル前後 280ドル前後 35ドル前後
楽天証券 × ×
SBI証券 ×
マネックス証券 ×

 

証券会社の項目については、各社で導入されている買付手数料無料ラインナップに含まれているかどうかの表記です。

外部リンク…マネックス証券とSBI証券で一部ETFの買付手数料が無料化!VTやVOOもあるよ!
外部リンク…楽天証券でも一部海外ETFの買付手数料が無料に
外部リンク…SBI証券にて海外ETF9種の買付手数料が完全無料化

こうして並べると、IVVVOOはほとんど同スペックといっても差し支えないですね。

バンガードのほうが先行して信託報酬を引き下げてくる傾向はありますが、もうほとんど引き下げの余地がありませんので、単に運用会社の好みで選んでよいレベルだと思います。

その一方で、SPLGは純資産額がかなり小さいのでその点は不安が残ります。

1株単価がかなり低いので少額でも買付しやすいですが、十分下がったとはいえ買付手数料が余計に発生しますし、なにより海外ETFの強みである圧倒的な運用規模というメリットを捨てることになります。

どうしても分配金が欲しい等の事情がない限り、SPLGを選ぶくらいなら1円単位で購入出来て融通が利く国内投信…具体的にはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)SBI・バンガードS&P500インデックス・ファンドで妥協したほうがよいとつみ次郎は考えています。

 

IVVとVOOの一騎打ちはいかに?

2019年4月VOOの信託報酬引き下げが発表されて以降、1年ちょいの間0.01%差の状態が続いていましたが、再び肩を選べることになったIVV

参考記事…バンガードETFのVOO・VTIの信託報酬が0.03%に引き下げ

あくまで同率ですので、既存のIVVホルダーが助かるだけであり、少なくともVOOからIVVに乗り換えよう…みたいな人はほぼいないでしょう(新)

というより仮にIVVが0.02%とかまで下がったとしても、バンガード信者はVOOを買い増し続けることでしょう(白目)

もう今後は信託報酬の引き下げで勢力図が動くことなく、IVVとVOOという大きなクジラ2匹がお互いのテリトリーを守りながら成長していくステージといえるでしょう…(超適当)

 

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IVVOO次郎

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