【iDeCo】楽天証券とSBI証券を比較

つみたて次郎です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、長期的な資産形成を行うのであればぜひ検討したい制度です。

60歳まで引き出し不可というデメリットは大きいですが、運用中は非課税・所得は全額掛金控除というメリットも絶大です。

もしiDeCoを利用するのであれば、口座開設先の金融機関を選ぶ必要があります。

基本的には手数料及び商品ラインナップが選んでいく基準になります。

iDeCoに対応している金融機関は銀行から証券会社まで多数存在していますが、つみ次郎のおすすめはネット証券です。

主要ネット証券であれば手数料は横並びで最安値になっており、商品ラインナップも有力商品が取り揃えられています。

参考記事…【iDeCo】4大ネット証券を比較【楽天・SBI・松井・マネックス】

今回は、その中でも特に有力な「楽天証券」「SBI証券」の2社を比較していきたいと思います。

それぞれネット証券の最大手2社といえる存在で、特定口座やNISA口座の開設先としてもよく比較されており、手数料・サービスの面で他社を圧倒する2強といっても過言ではないかもしれません。

ちなみにつみたてNISAは楽天証券1強だと思います(ポイント厨)

参考記事…【つみたてNISA】楽天証券とSBI証券を比較

ただしiDeCoだけを見るのであれば松井証券やマネックス証券などのライバルが存在しているため、残念ながら2強とはいえないような状態です。

ただしそれを差し引いても、iDeCoを開設するのであれば最初にチェックしておきたい証券会社であることには違いありませんので、まずは楽天証券とSBI証券を候補に考えるのが分かりやすいのではないかと思います。

後で理由は説明しますが、楽天証券 vs SBI証券の2社で比較するのはiDeCoの勢力図全体を知る意味でも大変都合がいいです。

 

手数料はそれぞれ最安値

まず最初にチェックしたいのが、手数料全般についてです。

資産運用ではプラスもマイナスも不確定なことが多いですが、確実にマイナスに作用する要素が手数料(コスト)です。

可能な限りローコストになる選択をしていきたいところです。

iDeCoの利用でかかる手数料は、①国民年金基金連合会や信託銀行に支払う手数料、②口座開設先の金融機関に支払う手数料の2種類に分類することができます。

①についてはiDeCoを利用する上で必須となる手数料で、iDeCo開始時に2,777円、掛金を拠出するごとに毎月167円発生します。

これはどうやっても削減できないため、②が安い金融機関を探していくことになります。

 

SBI証券と楽天証券は②が無料です

 

ただしこれはこの2社だけの強みとはいえないので、手数料無料なこと自体は開設先を選ぶ決定打にはなりません。

しかも安い高いではなく「無料」ですので、完全に横並びになります。

手数料無料なところがあるのにあえて有料なところを選ぶ必要もないので、両社とも「手数料無料という最低限のハードルはクリアしている」くらいの評価でよいのではないかと思います。

 

楽天証券の強みと弱み

楽天証券iDeCoのラインナップは現在〇本ありますが、その中で特に注目したいが楽天独自のファンドです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
・楽天・楽天・インデックス・バランス(DC年金)

いずれも楽天バンガードシリーズのファンドで、運用会社は楽天投信投資顧問㈱となっています。

特に楽天VT楽天VTIは超人気商品ですが、楽天証券以外のiDeCoで採用される可能性は低いと思います。

上記3ファンドをiDeCoで投資可能というのが、楽天証券iDeCo最大のメリットといえるでしょう。

逆に上記3ファンド以外はあまり魅力的な商品があまりないのが楽天証券のデメリットともいえます。

特にインデックスファンドではたわらノーロードシリーズが主体となっていますが、今ではeMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイの陰に隠れている感は否めません。

参考記事…楽天証券でiDeCo(イデコ)を始めるメリットとおすすめファンド

公式サイト…SBI証券 個人型確定拠出年金

SBI証券の強みと弱み

SBI証券のiDeCoでは「オリジナルプラン」「セレクトプラン」という2種類の選択肢から選ぶことができますが、これから利用するのであればほぼセレクトプラン一択といっても過言ではありません。

参考記事…【iDeCo】SBI証券のセレクトプランとオリジナルプランはどちらを選ぶべきか?

なので本記事でもセレクトプランを前提に話を進めていきます。

セレクトプランの場合、商品ラインナップは現在35本あります。

iDeCoにおける商品上限数は35本までと決まっているので、ギリギリまでラインナップを広げていることになります。

その豊富なラインナップの中にはインデックスファンドの2強といえるeMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイの両方が含まれており、選択肢には困りません。

上記2シリーズを両方採用しているiDeCoはSBI証券(セレクトプラン)が唯一であり、SBI証券を選ぶ最大のメリットといえます。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドEXE-i グローバル中小型株式ファンドといったSBI系列のファンドを選べるのも大きいです。

ただし、単に低コストなインデックスファンドを選びたいというだけであればeMAXIS Slimが選べる松井証券やマネックス証券でも十分です。

また、既に35本の上限に達しているということは今後の対象商品追加の可能性が期待できないというデメリットにもなってしまうため、ラインナップが多いほどいいともいえないのが難しいところです。

参考記事…SBI証券でiDeCo(イデコ)を始めるメリットとおすすめファンド

公式サイト…SBI証券 iDeCo

 

信託報酬最安値ファンド比較

iDeCoでリスク資産に投資するのであれば、多くのケースでインデックスファンドが主体になるのではないかと思います。

ベンチマークが同じであれば信託報酬は低いほどよいですが、各ジャンルの最安値はほぼeMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイが独占しています。

そのため普通にインデックスファンドを選んでいくのであれば、これらが採用されているSBI証券iDeCoのほうが有利です。

参考に金融機関別・ジャンル別の信託報酬最安値をまとめてみます。

ジャンル SBI証券 楽天証券
TOPIX 0.1674% 0.1728%
日経平均 0.1674% 0.1836%
先進国株 0.11772% 0.216%
新興国株 0.20412% 0.5940%
日本債券 0.1296% 0.1512%
先進国債 0.1836% 0.1836%
新興国債 0.2376% 0.5616%

 

SBI証券(セレクトプラン)は新興国債券を除き最安値はSlimまたはニッセイになっています。

特に先進国株式と新興国株式については両方ラインナップに含まれているので、場合によっては同時保有もアリかもしれません。

参考記事…似たような投資信託を複数保有するメリット

一方で楽天証券の最安値は、大半がたわらノーロードになっています。

インデックスファンドを比較する際には信託報酬以外の隠れコストを加味した実質コストで考える必要がありますが、それを踏まえてもあまり魅力がない水準に思えます。

なので上記ジャンル別ファンドを組み合わせてポートフォリオを構築するのであれば、楽天証券を選ぶメリットは小さいでしょう。

 

オンリーワンとナンバーワン

ネット証券であれば手数料もサービスも横並びになっており、細かい地味なポイントの比較で選んでいくことが多いです。

しかしiDeCoに関しては、楽天証券がメリットもデメリットも尖ったオンリーワンな存在であるため、なかなか比較しがいがあるのではないかと思います。

楽天バンガードに魅力を感じるのであれば、楽天証券を選びましょう。

逆にごく一般的なインデックスファンドを主体にするのであれば、楽天証券以外を選びましょう。

その場合の第一候補がSBI証券(セレクトプラン)であり、多くの金融機関の上位互換となるナンバーワンな存在であるといえます。

ただしラインナップの豊富さがデメリットにもなるのがiDeCoの世界なので、松井証券やマネックス証券で事足りるのであれば真にSBI証券がナンバーワンとも言い切れないのがもどかしいです。

とはいえ対象ファンドが多いほど後々ポートフォリオ修正がしやすいのも事実ですので、楽天証券以外で選ぶならやはりSBI証券は無難ではないかと思います。

iDeCoの金融機関変更には手数料や時間がかかりますので、慎重に選んでいきましょう。

参考記事…【iDeCo】4大ネット証券を比較【楽天・SBI・松井・マネックス】
参考記事…【iDeCo】4大ネット証券の確定拠出年金受け取り方法について比較【楽天・SBI・松井・マネックス】
公式サイト…【楽天証券】個人型確定拠出年金
公式サイト…SBI証券 iDeCo

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