バフェット「バカでも経営できる企業を買え」
シーゲル二郎です。
ウォーレン・バフェット氏は、誰もが知っている有名企業の株式に長期投資して大成功し、世界一の投資家と呼ばれるようになりました。
参考記事「バフェット氏のポートフォリオ」
バフェット氏は、長期的に優位性がある企業に投資します。優れた企業には優れた経営者がいることが多いですが、長期間の企業運営だと、あまり優秀でない経営者がトップに立つこともあります。
そのため、愚かなCEOが就任しても問題なく企業が運営できる企業に好んで投資しています。
何度も出てきますが、コカ・コーラ(KO)はその筆頭です。よほど大ポカをやらなさなければ、コカ・コーラブランドは一生安泰でしょう。
その他には、ケチャップやチーズで有名なクラフト・ハインツ(KHC)なども同じ分類でしょう。
最近ではアップル(APPL)がバフェット銘柄に加わっていますが、若干この要素を持っているような気がします。アップルは、IT企業ではなくブランドで売る企業に移り変わっています。
ですがその一方、高度な経営戦略が必要な企業にも多く投資しています。
商業銀行のウェルズ・ファーゴ(WFC)や石油川上事業を行うフィリップス66(PSX) などは、経営陣が魅力であるという理由で投資されている部分が大きいです。
経営陣が魅力であるというということは、経営陣が入れ替わったら魅力半減ということです。上記の格言通りに投資をするなら、経営陣を見て投資をするのはあまり良くないということになります。
バフェット氏は、経営陣が優秀でなくても問題ない企業に投資する一方、経営陣の能力を評価して投資することも多いです。
バフェット氏の格言の中では、比較的幅がある内容になっています。
そして何より、バフェット氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)は、残念ながらこの格言の条件を満たしていません。
なぜなら、バークシャー・ハサウェイは、経営陣の手腕が最も大切だからです。CEOのウォーレン・バフェット氏や№2のチャーリー・マンガー氏は高齢であり、今後ずっと経営に携わることができるわけではありません。
皮肉にもバフェット氏の格言は、自分が経営する会社には通用しないということです。
ですが、バフェット氏がこの格言をすべて守っているわけではないように、格言とは万能ではありません。
「バカでも経営できる企業を買え」という格言を言葉通りバカ正直に受け止めてしまったら、大きな機会損失になってしまうかもしれませんよ。
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