米国ABC戦略ファンドを分析。1倍・3倍・5倍から感度♂を選べる投資信託
つみたて次郎です。
今回は、米国ABC戦略ファンドを分析していきます。
以下の3パターンが設定されており、それぞれレバレッジ比率が異なっています。
・米国ABC戦略ファンド(1倍コース)
・米国ABC戦略ファンド(3倍コース)
・米国ABC戦略ファンド(5倍コース)
基本的な投資方針等は共通していますので、まとめて紹介していきます。
基本情報
項目 | データ |
名称 | 米国ABC戦略ファンド (*倍コース) |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
設定年月日 | 2020年10月5日 |
信託期間 | 2025年10月3日まで |
信託報酬 | 1倍コース…1.2875% 3倍コース…1.4875% 5倍コース…1.7375% |
信託財産留保 | なし |
連動指数 | Daiwa US ABC Strategy Index |
信託報酬については、レバレッジのかかっていない1倍の時点でかなり高めです。
また、Daiwa US ABC Strategy Indexという指数に連動していますが、これは景気サイクルの局面判断に応じて主に米国株・米国債券・米国REIT・純金の資産配分を切り替えていく指数となっています。
そのため、指数に連動するインデックスファンドではありますが実質的には大和が運用するアクティブファンドと考えたほうが良いでしょう。
現時点での資産配分
設定直後である10月26日時点での資産配分はこのようになっています。
出典「大和アセットマネジメント」
金以外は均等型のようなバランスになっていますね。
米ドル建ての新興国債券があるのは大きな特徴といえそうです。
また、直近発行された12月21日時点の月次レポートでは以下のような配分になっています。
出典「大和アセットマネジメント」
引き続き景気拡大局面という判断に基づき、資産配分に今のところ大きな変化はないようですね。
まとめ
運用会社である大和アセットマネジメント㈱からはNYダウ・トリプル・レバレッジやNASDAQ100 3倍ブルなどのレバレッジファンドが多数設定されています。
また、他社からもグローバル3倍3分法ファンドを筆頭にグローバル5.5倍バランスファンドや楽天・米国レバレッジバランス・ファンドなどの個性的な競合商品が設定されています。
これらはあくまで(ごく一般的な)インデックスファンドのレバレッジ版という側面が強いですが、米国ABC戦略ファンドについてはアクティブファンドのレバレッジ版という側面が強いため、つみ次郎としては全くの別ジャンルだと考えています。
レバレッジファンドもアクティブファンドもそれぞれ選択が難しいジャンルですし、その両方の性質を合わせ持つ♥♦なら尚更です。
レバレッジ比率が選べるというのは画期的だと思いますが、設定から日が浅いため実績は乏しく資産配分の変更歴もないため、現時点では投資適格かどうか以前に判断材料が少なすぎるというのがつみ次郎の感想です。
今日の一言(?)
レバレッジ系はもうお腹いっぱいだからいいや…と思ってスルーしてたけど1倍・3倍・5倍から選べるのは知らんかったw(すぐに調べるブロガーの鑑)
近いうちに書きます(隠れファンの期待に応えるブロガーの鑑) https://t.co/mR0H9PfngR
— つみたて次郎 (@tsumitatejiro) December 16, 2020
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