【ヘッジ有】NYダウ・トリプル・レバレッジが爆誕【3σ】
つみたて次郎です。
iFreeシリーズで有名な大和証券投資信託委託㈱より、興味深い投資信託が設定されます。
NYダウ・トリプル・レバレッジ
米国含め世界中の市場がしている現状を考えると、なんとも悪いタイミングで登場してしまいましたね(笑)
名前の通り、NYダウ指数(3倍)に連動するインデックスファンドとなっています。
基本情報
項目 | データ |
ファンド名 | NYダウ・トリプル・レバレッジ |
愛称 | 3σ |
運用会社 | 大和証券投資信託委託㈱※ |
設定年月日 | 2020/3/30 |
信託期間 | 2030/3/29まで |
信託報酬 | 1.1% |
信託財産留保 | なし |
連動指数 | NYダウ(3倍) |
為替ヘッジ | あり |
※2020年4月より「大和アセットマネジメント㈱」に変更される予定。
愛称は3σ(スリーシグマ?)となっており無駄にかっこいいです(白目)
絶対定着しないと思うので、本記事ではNYトリプルと表記することにします(辛辣)
信託報酬は1.1%と高めですが、レバレッジ比率が3倍であることを考えるとまずまずの水準と言えます。
競合商品について
レバレッジをかけていないNYダウ投信としては、現在以下の2つが有力です。
・たわらノーロード NYダウ
・iFree NYダウ・インデックス
信託報酬はそれぞれ0.2475%となっています。
NYトリプルと組み合わせることで、様々なレバレッジ比率でNYダウに投資することが可能になります…と言いたいところですが、為替ヘッジ有無という違いがあるため難しい選択となりそうです。
レバレッジ系米株投信というジャンルで考えると、以下の3つが有力です。
・NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル(0.88%)
・iFreeレバレッジ S&P500(0.99%)
・iFreeレバレッジ NASDAQ100(0.99%)
いずれもレバレッジ比率は2倍となっており、指数もNYダウではなく、為替ヘッジもついていないためかなり差別化されています。
※3月16日一部文言削除…上記のレバレッジ系米株投信3種についても為替ヘッジ有でした。
NYダウ(2倍)すら存在していない中で、唐突にNYダウ(3倍)が登場したのはかなり驚きです。
iFreeシリーズとの兼ね合い
上記で紹介したファンドのうち、iFreeと名がつくファンドについてはNYトリプルと同じく大和証券投資信託委託㈱が運用していますが、NYトリプルはiFreeという名前がついておらず、特に何かのシリーズに属している感じではないです。
iFreeシリーズとは独立して、しかもNYダウ3倍という独自の商品設計で新ファンドを投入したというのは全く予想外でした。
普通にiFreeレバレッジ NYダウ(仮)みたいな名前にして2倍レバレッジで出すのはダメだったんですかね?(素朴な疑問)
これではiFreeタッチに採用することもできません。
参考記事…スマホアプリ「iFreeタッチ」が登場
アイ・エフ・リーナ「辛い」
非iFree×NYダウ×3倍という何とも不思議な立場のファンドであり、登場したタイミングも含めどのように評価されるか全く予想もつかないですね。
ブログ村ランキング
トリプル次郎
NZAMレバもiFreeレバも全部為替ヘッジありですよ?
特にiFreeレバS&P500は御自分で分析記事まで書いておきながらなぜ間違えるんですか?(煽り)
あれ?iFreeレバレッジはどちらも為替ヘッジしませんでしたっけ?
ついでに、乱降下?という言葉はなくて、乱高下ではないかなと…。
これまでになかった商品ですが果たして需要があるのかというところですね
レバ3倍なら投信版SPXL・TQQQが欲しかったです(が既存の2倍と競合してしまうからダメか)
>>匿名様
いずれも為替ヘッジ有であったことをすっかり忘れておりました…。
ご指摘ありがとうございます。該当箇所については文言を追加しました。
>>指摘失礼します様
おっしゃる通り、iFreeレバレッジは為替ヘッジ有でしたので説明に一部誤りがありました。
乱降下or乱高下についても、後者が正しい表記でしたので修正しました。
また何かおかしな部分があればご指摘いただければ幸いです。
>>匿名様
正直需要はあまりなさそうな気もしますね(笑)
2倍・3倍で差別化するのも個人的にはアリな気がしますが、いきなり3倍にNYダウをぶち込んできたのは不思議です。