【仮想取引】スマホアプリ「iFreeタッチ」が登場【100万円】
iFree次郎です。
iFreeシリーズでお馴染みの大和証券投信委託㈱が、「iFreeタッチ」というスマホアプリの提供を昨日6月12日より始めました。
アプリ起動時に100万円のバーチャル資金を得ることができ、iFreeシリーズの投資信託を売買して仮想取引をすることが可能です。
いわゆるバーチャルトレーディングサービスですが、株やETFではなく投資信託が主役というのは珍しいですね。
ゲームを意識したレイアウト
大きな特徴としてスマホゲームを意識して作られており、バーチャル・コンシュルジュである「リーナ」が案内役として広く活躍します。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
タッチして触れ合うこともできます(意味深)
最初に名前(ニックネーム)を入力するとゲームが始まります。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
仮想取引ゲームについて
前述したとおり、1人当たり100万円のバーチャル資金が配布されます。
デフォルトでは全てiFree8資産バランスファンドになっています。最初が現金100％ではないのがいいですね(iDeCoのデフォルト商品的な)
この100万円でiFreeシリーズを売買して、できるだけ仮想資金を増やしていくのが最終的な目標です。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
選択肢はレバレッジ投信からバランス投信までいろいろありますが、一般的なバーチャルトレーディングに比べれば選択肢は限られていますし、投資信託の性質から1日1回しか売買できないので、むしろ初心者には分かりやすいのではないかと思います。
つみ次郎はレバレッジS&P500と現金でレバレッジポートフォリオ的なものを作ってみました。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
このラインナップならみんなレバレッジ選ぶでしょ(笑)
1日経過したので少しお金(仮想)が増えていました(^^)
iFreeダービーで賞金最大100万円
また、「iFreeダービー」というイベントが予定されており、運用成績で上位だった人にはリアル現金がもらえます。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
1位の賞金額はなんと100万円(現実)となっており、この手のキャンペーンにしてはかなり太っ腹ですね。
成績トップをガチで狙うなら「レバレッジ投信と現金をうまくスイッチングするゲーム」になってしまいそうです(笑)
複数アカウント作って様々な売買パターンやれば上位入賞できそう(ゲス顔)
ゲームと割り切って上位を目指すのも面白そうですが、本来の役目は「仮想取引を通じて投信や投資に興味を持ってもらう」というコンセプトであると考えられます。
ほどよく投資の豆知識が学べる
スマホゲームを意識したレイアウトから、特に若年層にアピールしたいという意図が読み取れます。
メインはバーチャルトレードですが、先ほど登場したリーナちゃんにタッチ♡することで親密度♡を深めたり、会話を楽しむことができます。
会話内容は投信や投資の知識が身につくようなものから、他愛ない世間話までかなり幅広いです。また、選択肢が登場することもあります。
出典「iFreeタッチ(androidアプリ)」
体感的には投資関連の話よりそれ以外の話が多く、ガチガチの投資アプリではないのがよいゲームバランスだと思いました。
なかなか面白いコンセプト
全体的に見て、なかなか完成度の高いアプリだと思いました。
投資経験者であれば仮想取引で賞金を狙うもよし、任意の投信でシミュレーションしてみるもよしです。
投資初心者であれば、ゲーム感覚で楽しく投資の体験をしたり、投資に関する知識を得ることができますね。
しいて言えば対象ファンドの数はそこまで多くないので、それぞれのファンドごとにリーナちゃんによる解説コーナーみたいのがあればなお良かったのではないかと思います。
iFreeの方向性
話は変わりますが、大和証券投資信託委託㈱はiツールという投資シミュレーションサービスを公式ホームページに掲載しています(提供はクォンツリサーチ社)
外部リンク…iツール（iFree）
そのサービスの中にFUNDROID(ファンドロイド)というのものがあるのですが、その解説ページは漫画が中心になっています。
外部リンク…マンガでわかる！ファンドロイド（iFree）
出典「iFree」
変身前のファンドロイド(左側) と 変身後のファンドロイド(右側)
投資ロボット…積立ロボット…？(混乱)
いつの間にかファンドロイド(キャラ)がリストラされて、イラストがリーナちゃんに差し変わっていた…なんてことがないことを祈ります(フラグ)
今までの漫画や今回のスマホアプリなど、特に若年層に親しみのある媒体を積極的に活用しているのは評価できますね。
よく考えると「iFree」というネーミングセンスもiPh○neみたいでオシャレですし、レバレッジ系投信や低コストアクティブ投信など、商品ラインナップも独特でセンスがあると個人的に思っています。
eMAXIS Slimやニッセイの陰に隠れることが多いiFreeですが、最近は信託報酬引き下げにも積極的で、今回のスマホアプリも面白い試みです。
今後も大和証券投資信託委託及びiFreeの動向に注目していきたいところです。
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