【稲妻】NYダウが10%暴落して9%暴騰
おはうさ~🐇
本日はホワイトデーですね🍫(フラグ)
それはさておき、ここ数日市場の乱降下が凄すぎて辛いです。
3月9日は米株市場が大暴落し初のサーキットブレーカー発動、12日も暴落してもう1回発動、そして昨日13日はトランプ大統領の国家非常事態宣言を好感して爆上げと、教科書に残るレベルで動きまくっています(笑)
ちなみに先物に関しては暴騰しすぎて昨日サーキットブレーカーが発動していたようです(笑)
非常事態宣言の内容についてはもみあげ氏の記事が分かりやすかったのでどうぞ。
外部リンク…【速報】国家非常事態宣言でダウ9%以上の爆上げ!3つの注目点とは?
ダウのチャートでも眺めてみる
NYダウの過去5日間チャートです。
12日は9.99%の暴落・13日は9.36%の暴騰となっており、どこぞの新興企業やとツッコミたくなるレベルの乱降下です。
変動幅が大きすぎてドルコスト平均法の解説用チャートにも使えないレベル(投資ジョーク)
過去10年チャートで見ても一目で分かるほどの異常事態で、2017年半ば頃の数値まで後退してしまいました。
少し前まで1~2%動いただけで暴騰だ暴落だ騒いでいたような気もしますが、全て茶番だったようです(辛辣)
ダウ10%暴騰してて草(おはようございます)
— つみたて次郎 (@tsumitatejiro) March 13, 2020
↓↓広告の下に続くダウ~🐰
稲妻を全身で浴びよう
今回の乱降下を受けて真っ先に脳裏に思い浮かぶのは、やはり稲妻が走る瞬間というフレーズです。
今夜は稲妻走りそう?😎⚡
— つみたて次郎 (@tsumitatejiro) March 13, 2020
これはチャールズ・エリス氏著「敗者のゲーム」にて登場する言葉です。
市場が暴騰したわずか数日を逃すと、長期リターンが大きく棄損されてしまうという話です。
参考記事…稲妻が走る瞬間とは?
そして昨日の暴騰(+9.36%)は、間違いなく稲妻が走った瞬間だといえるでしょう。
その前日に9.99%暴落しているのでトータルではトントンですが、もしここで不用意な売買をしていたらと思うとゾッとしますね。
一番最悪なのは、一昨日売って昨日買ったパターンです。
逆に、一昨日買って昨日売ることができれば大きな利益を得ることができましたが、そのような売買をすることができた人はいったいどれだけいるでしょうか?
ここ数日のような乱降下する相場は「安く買って高く売れる人」にとっては大きなチャンスになりますが、そうでない人にとっては大きなピンチになりかねません(当たり前の話)
普段から積極的に売買する人が、今回の混乱に乗じて儲けようとするのはよくわかる話なのですが、なぜか普段はバイアンドホールドを掲げている人まで乗じようとするのは不思議です。
これは「この機会にうまく儲けてやろう!」という積極的な方針転換だけではなく、「下落する前に売って損失を抑えたい」という消極的な方針転換も含めての話です。
いわゆる損切り・狼狽売りという言葉で表現されますが、有事の方針転換ほど投資において怖いことはありません。
投資手法も様々存在していますが、少なくともバイアンドホールドを信条とするのであれば「リスク許容度高く見積もりすぎたからポジション減らします(辛)」くらいの調整に留めておきたいところですね(煽)
話が脱線してしまいましたが、市場にはこれまでも幾度となく乱降下が訪れ、その度に人々は株を売ったり買ったりしていたわけですが、グロース投資家は天井のバブルを掴み、バリュー投資家は落ちるナイフを掴まされるという歴史がずっと繰り返されています。
その無数の屍の上に存在しているのが右肩上がりの美しいチャートであり、そこにただ乗っかるのがバンアンドホールド投資家です。
爆上げする稲妻も爆下げする逆稲妻(?)も、全身で浴び続けましょう!
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黒い稲妻が走る瞬間
結局、稲妻は暴落直後にあることが多いので、常人はバイ&ホールドでしか稲妻を浴びれなさそうですね。
>>らっきょ様
まさにそれこそが、稲妻の本質だと思っています。
「いったん売却して様子を見る」というごくありふれた行為が大きな機会損失になってしまうということですね。