グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型・隔月決算型)を分析。レバレッジ型バランスファンドの先駆け的存在
つみたて次郎です。
今更感はありますが、グローバル3倍3分法ファンドを分析してみたいと思います。
分配基準の違う2種類のバリエーションが用意されています。
・グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
・グローバル3倍3分法ファンド(各月決算型)
タイトルにある通り、レバレッジ型バランスファンドブームの先駆け的存在であり、投資界隈でも熱狂的なファンが多いことで有名です。
レバレッジ投資の有効性、内部で発生する金利コスト等については既に頭のいい方々が散々考察されていますので、本記事では基本的な概要だけ網羅していきたいと思います(手ヌキ次郎)
基本情報(2019/10/25時点)
項目 | データ |
ファンド名 | グローバル3倍3分法ファンド |
愛称 | なし |
運用会社 | 日興アセットマネジメント㈱ |
設定年月日 | 2018/10/4 |
信託期間 | 2028/9/21まで |
信託報酬 | 0.484% |
為替ヘッジ | なし |
投資区分 | 株式60%+REIT40%+債券200% |
レバレッジ比率 | 3.0倍 |
純資産総額 | 1年決算型:2,415億円 隔月決算型:1,254億円 |
登場してちょうど1年ほど経過しているので、もう時期運用報告書も出てきそうで楽しみです。
純資産総額が多すぎて大草原
1年そこらでこんな増えるんですね…(機関投資家からの流入?)
隠れた名ファンドみたいなイメージだったので、最初見たとき1桁ズレてるのかと思いました(笑)
参考にニッセイ外国株式は1,385億円ですので、それと比べても圧倒的ですね。
投資内容は全世界の株式・債券・REITに分散投資する王道スタイルですが、ポートフォリオ全体に3倍程度のレバレッジをかけるのが大きな特徴です。
出典「日興アセットマネジメント」
債券比率を高くすることで全体のリスクを抑えつつ、レバレッジをかけて超過リターンを狙う積極的スタイルとなっています。
レイダリオ氏のオールウェザー・ポートフォリオに近い投資方針となっています。
競合ファンドについて
最近立て続けにレバレッジ型バランスファンドが登場しているため、それらが直接的な競合商品となります。
・ウルトラバランス世界株式
・米国3倍4資産リスク分散ファンド
・楽天・米国レバレッジバランス・ファンド
後者2つについては米国株・米国債に特化しているので若干タイプが異なりますが、ウルトラバランス世界株式については内容も信託報酬も非常に似ています。
しかし、グローバル3倍3分法ファンド(以下:グロ3)は既に多額の純資産総額を集めることに成功していることや、資産配分の癖のなさ(個人的見解)を考慮すると、勝負は既に見えているような気がします(笑)
おまけ(という名のメイン)
1年以上前に登場し既にいろんなところで散々分析され尽くされているグロ3の記事をなぜ今更書いたかというと、本日行われるイベントに深く関係しています。
【視聴無料】 10/26(土)午後3:03より、「山崎元が斬る!グローバル3倍3分法」をライブ配信!山崎氏と当社商品担当が激論!?ぜひご視聴ください!!
— 日興アセットマネジメント (@NikkoAMofficial) October 10, 2019
東京のギロッポンにて山崎氏×グロ3商品担当によるガチンコ対決?が行われるようです。
当然つみ次郎は現地に行くことはできませんが、ありがたいことにライブ配信してくださるとのことですので、じっくり視聴させていただきたいと思います。
山崎氏が「グロ3は〇ソダサい!」みたいにバッサリ斬ってくれたら最高に盛り上がりそうですが、流石にそこまで期待するのは酷ですね(フラグ)
ライブ配信開始は本日の午後3時3分(3倍3分法にかけたと思われる)となっていますので、おやつの準備を忘れずに!🍭🍫🍌🐟🐰
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