【超ハイレバ】グローバル5.5倍バランスファンドが爆誕【ゴーゴー】
つみたて次郎です。
日興アセットマネジメント㈱より、とんでもない投資信託が新規設定されます。
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)
もう名前で分かると思いますが、同社の人気ファンドであるグローバル3倍3分法ファンド(以下:グロ3)のレバレッジ5.5倍バージョンです。
基本情報
項目 | データ |
ファンド名 | グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型) |
愛称 | ゴーゴー・バランス |
運用会社 | 日興アセットマネジメント㈱ |
設定年月日 | 2020/2/12 |
信託期間 | 2029/12/21まで |
信託報酬 | 1.089% |
為替ヘッジ | なし |
投資区分 | 株式100%+REIT25%+純金25%+債券400% |
レバレッジ比率 | 5.5倍 |
いろいろツッコミたい部分はありますが、まずはファンド愛称であるゴーゴー・バランスについてです(白目)
5.5倍→ゴーゴーということだと思いますが、名前から逆算してレバ比率決めた感がありますね(笑)
もちろんそんなことはないでしょうが、なぜ5.5倍というレバレッジ比率にしたかについては今後説明が求められそうですね。
ちなみに先物取引等を駆使して5.5倍の取引を行う運用手法自体にも5.5倍バランス(ゴーゴー・バランス)という名前を付けています(笑)
一言コメント
「ふん!ゴーゴーバランスっていうのかい?贅沢な名前だねぇ…!今からお前の名はグロ5.5だ!いいかい、グロ5.5だよ!」
信託報酬について
信託報酬は1.089%とかなり高めですが、レバレッジ比率で割ってみるとそこまで高コストなわけではありません。
グロ3…0.5324 ÷ 3 ≒ 0.177%
グロ5.5…1.089 ÷ 5.5 ≒ 0.198%
もちろん信託報酬以外に資金調達の金利コスト等も必要になるので、通常のインデックス投信と直接比較することはできませんが、少なくとも運用側の取り分が良心的ということは間違いなさそうです。
資産配分について
オリジナル版(?)であるグロ3と比べると、単にレバレッジ比率が3倍から5.5倍に上がっただけではなく、資産配分にも違いがあります。
グラフで比較していましょう。
※百分率はレバレッジを考慮しない数値です。
最も大きな違いは純金を採用しているかどうかですね。
また、グロ5.5はREITの比率がかなり少なくなっており、その部分に純金がぶちこまれている感じです。
レバレッジ比率が高いので、より保守的なポートフォリオを目指したのかもしれません。
グロ3については株式100%より低リスクというコンセプトがありましたが、グロ5.5にはどのような思いが込められているか気になりますね。
参考記事…「山崎元が斬る!グローバル3倍3分法」のライブ配信📺を見ました
いろんな意味で注目度MAX
もはや人気ファンドの一角で根強いファンドも多いグロ3の新バージョンですので、嫌でも注目が集まりますね。
レバレッジバランスファンドの中でも非常に高いレバレッジ比率となっており、基準価格の変動もかなり大きくなりそうです。
グロ3と比較すると資産配分にも結構な違いがあったり、5.5倍という中途半端(に見える)レバレッジ比率についてどのような意図があるかは気になりますね。
また、グロ3のように株式より低いリスクで高リターン!というキャッチコピーは使えなさそうなので、完全にハイリスクハイリターン狙いな人向けに進化したという意味では、単なる姉妹商品というよりは大きく方向性の異なる商品だと認識したほうがよさそうです。
ここまで振り切れてくれると、つみ次郎もちょっとだけ参戦したくなる衝動に駆られますね(笑)
「レバレッジファンドは減価する!」という議論も再び盛り上がりそうな予感もするので、投資クラスタ界隈の反応も含め生暖かい目で見守っていきたいと思います(煽り🦑)
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ゴーゴーカレー(食べたことない)
完全に天井のサインでしょ…
私は、債券も米国株も金も割高のように見えます。
そのため、申し訳程度にVTVを購入しています。
ただ、VWOの方が良いという意見も聞きます。
次郎さんは迷われたりはしないのでしょうか?
>>らっきょ様
確かに天井感は半端ないですねw破裂しそう(笑えない)
私も、債券・米国株・金は割高だとは思っています(キャッシュが相対的に割安?)
VWOのような新興国株はまだマシな感じもしますが、投資先としてあまり信用していないのでアウトオブ眼中(古い)です。
私自身としては、極端な割高状態(PER40倍越え・配当利回り1%以下とか)でない限り方針を変えるつもりはありませんので、今のところは迷うことなく様子見を続けていきたいところです。