つみたてNISAで積立する商品を変更します
つみたて次郎です。
私は現在、つみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)を毎日積立しています。
参考記事「SBI証券でつみたてNISA設定がスタート!」
米国株インデックスファンドとしては1強ともいえる状態でしたので、つみたてNISAの枠年間40万円分を投資する予定でした…。
しかし、昨日2018年7月3日より、最強のライバルが登場しました。
それは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。同日つみたてNISAの対象商品にも追加されました。
連動する指数は若干違いますが、信託報酬はほぼ横並びで、甲乙つけがたい内容になっています。
参考記事「eMAXIS Slim S&P500 vs 楽天VTI」
つみたて次郎は、相対的に大型株の比率が高く、現物運用の安定感があるSlim S&P500のほうが好みですが、正直どちらでもよい感じです。
似たような投資信託が複数あるなら、両方保有しちゃいましょう。
類似の投資信託を複数持つのはあまり意味がないとされていますが、運用会社ごとによる様々なリスクを分散できるため、個人的には大きなメリットがあると考えています。
日本の投信業界は現在急成長を遂げていますが、裏を返せばまだまだ未成熟ですし、トラッキングエラーなどの技術的な問題もあります。
また、各社信託報酬引き下げによる競争が激化しており、いずれ沙汰されていく運用会社もあるはずで、繰上償還リスクも無視できません。
参考記事「MSCIコクサイ7種」
一般的には、できるだけ少ない本数の組み合わせでポートフォリオを組むべきとされていますが、商品本数が少ないほど上記のトラブルで被るダメージは大きくなります。
類似商品のうちたまたま自分が選んだ投信だけが繰上償還したら、泣くに泣けませんからね。
とはいえ、類似商品を複数保有するのは、リバランス等の管理維持が複雑になることを意味するので、つみたて次郎のような投資マニア以外は避けたほうがよさそうです。
ということで、つみたてNISAにおけるポートフォリオ目標を、次のように設定してみました。
分かりやすく半分半分にしました。
こうしておけば、万が一どちらかが繰上償還になったとしても、ダメージは半分で済みますからね。
特につみたてNISAは、繰上償還含め中途売却してしまうと非課税枠を無駄に消費してしまうため、繰上償還リスクを分散できるのは極めて大きなメリットです。
さて、上記ポートフォリオを今後目指していくことになりますが、現在つみたてNISA口座は全て楽天VTIで埋め尽くされている状態です。
ということで、現在積みあがっている楽天VTIの評価額に追い付くまで、つみたてNISAの毎日積立先を全額SlimS&P500にしようと思います。
つみたてNISAが始まったのは今年1月で、今はちょうど7月上旬ですので、約半年間楽天VTIを毎日積立してきたことになります。
したがって、株価によほど大きな変動がなければ、これからSlimS&P500を半年くらい毎日積立することで楽天VTIの評価額に追い付くことになりそうです。
SlimS&P500と楽天VTIの評価額が同じぐらいになったら、積立内容をそれぞれ半分ずつに変更すればちょうどいいですね。
順調にいけば、2018年の前半で楽天VTIを積立(現在まで)、後半でSlimS&P500を積立、2019年頃からは半分ずつ積立という流れになりそうです。
どちらも値動きはほぼ同じなので、半分ずつに設定した後はリバランスも必要なさそうです。
つみたて次郎は現在SBI証券でつみたてNISA口座を開いていますので、さっそく積立商品を楽天VTI→SlimS&P500に変更しました。
今年になってからは初めてのポートフォリオ変更ですので、特に大きな意味はないとしても少し緊張しました(笑)
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Slim次郎
どうもこんにちは
いつも楽しく拝見させて頂いております。
さて、次郎さんの記事には以前S&P500は好きにはなれない
というような内容の記事があったような…
気が変わりましたのかな?
どうもこんにちは、いつもありがとうございます。
この記事ですね(笑)
http://siegeljiro.com/sp500-sukininarenai
この時から特に気は変わっておらず、S&P500に対してよいイメージはあまりありません。本来であれば、VYMやVTVなどのスマートベータ系ETFに投資したいです。
しかし現時点では、投資資金の関係上つみたてNISAを利用せざるを得ず、必然と米国株に投資したい場合はS&P500(またはVTI)になってしまいます。
結論としては、あまり好きではないが、現状の選択肢としてベターであるから投資している、ということになります。
早速のご返答ありがとうございます。
利益のためにご自分の投資スタイルをやや変更するという事ですね。
勉強になりました。