テスラとトヨタと、時々、S&P500

つみたて次郎です。

つい先日、自動車メーカーの世界首位が入れ替わりました。

これまで世界トップに君臨していたのは我が日本が誇るトヨタ自動車(7203)でしたが、米テスラ(TSLA)が時価総額で上回りました。

外部リンク…米テスラが時価総額で自動車世界一、自己株分除けばトヨタ抜く
外部リンク…テスラ、時価総額でトヨタ上回る-世界最大の自動車メーカーに

自動車の生産台数で考えると、2019年におけるトヨタの生産台数は1,000万台を超えていますが、テスラは37万台ほどに過ぎません。

外部リンク…【最新版】世界の自動車メーカー販売台数ランキング
外部リンク…米テスラ、2019年の出荷台数は36万7500台 前年比5割増

生産台数はあくまで目安に過ぎませんが、30倍近い差があるのに時価総額では逆転しているというのは色々考えさせられますね。

また、テスラのCEOを務めるイーロン・マスク氏の手腕に左右される部分も大きく、巨額報酬で度々話題になりますね。

外部リンク…テスラの株価もマスク氏の報酬も超バブルだ

TSLA株の過熱感を懸念する声も大きいですが、少なくとも表向きではテスラが世界トップの自動車メーカーになりました(辛)

 

S&P500に採用される可能性

テスラはもはやトヨタを超える世界的自動車メーカーになりましたが、世界的インデックス指数であるS&P500には現在採用されていません。

時価総額だけなら余裕で上位500社に入りますが、これまでは4四半期連続で黒字という条件を満たしていないため採用候補には上がりませんでした。

参考記事…S&P500指数に採用されるための条件

インデックス指数の代表面しているS&P500ですが、結構アクティブな要素も多いですね(辛辣)

ですが先日、テスラがやっと4四半期連続で黒字という条件を満たしたため、TSLAがS&P500に採用される可能性がでてきました。

外部リンク…テスラ、4四半期連続の黒字決算-S&P500種採用の観測強まる

もしTSLAがS&P500に採用された場合、その構成比率は0.7%程度になると思われます。

VTI(米株全域)とVOO(S&P500)の重複しない部分を調べると、TSLAの構成比率差が0.7%あったので大体このくらいになるであろうというざっくりした推測です(ガバ計算)

 

出典「etfrc.com

 

このリストは実質S&P500に採用されていない時価総額上位銘柄といえるわけですが、その中でもTSLAが圧倒的な存在感を醸し出していますね(笑)

2018年にS&P500に採用されて話題になったツイッター(TWTR)も構成比率は0.1%程度しかありませんので、これほどの大型株が新規追加されるのであればインパクトは大きいです。

参考記事…S&P500指数にツイッター(TWTR)が新規採用される

もし構成比率がピッタリ0.7%であれば、S&P500における構成比率の上位30銘柄くらいの立ち位置になります。

また、TSLAの時価総額はバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)に次ぐ水準まで膨らんでおり、浮動株調整を考慮しなければ既に米国株の時価総額上位トップ20に食い込んでいます。

外部リンク…米国株ランキング(Yahoo!ファイナンス)
参考記事…浮動株調整後時価総額加重平均とは?

今後の株価上昇次第ではS&P500に採用→S&P500のトップ10入りというサクセスストーリーも十分射程圏内ですね(フラグ)

余談ですが、S&P500に採用されること自体がインデックスファンドからの資金流入を呼び込み一時的に株価が上昇する…というイベントがTSLAのような大型株でも起こるのかどうかは気になりますね(笑)

 

つみ次郎個人的な感想を述べれば、TSLAは地雷だと思っているのでS&P500に来ないでほしいです(超辛辣)

 

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