S&P500指数にツイッター(TWTR)が新規採用される
ツイッター廃人のつみたて次郎です。
米国株クラスタにとって、興味深いニュースが出ていましたので紹介します。
外部リンク「ツイッター、S&P500構成銘柄に モンサントと入れ替え」
S&P500指数は、米国大型企業500社で構成されるインデック指数で、NYダウと並び最も有名な指数の1つです。
500社は定期的に入れ替えが行われていますが、今回の入れ替えは特に注目されそうです。
新しく採用されたのは、みんなご存知のツイッター(TWTR)です。
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採用が発表されたことにより、株価も上昇しました。
S&P500指数を採用している投資信託やETFからの買い付けが発生することや、それを見越しての売買が増えるため、基本的に採用が発表された銘柄は一時的に需要が高まり株価も上昇する傾向があります。
日本では非常に人気が高いSNSですが、世界的に見るとフェイスブック(FB)やその傘下であるインスタグラムのほうが強いですね。
とはいえ、個人的には十分大企業の一角だと思っていましたので、むしろ今まで採用されていなかったことに驚いています。
S&P500指数に新しくツイッター(TWTR)が採用されましたが、今まで採用されていなかったことを知っていましたか?
— ワンワン次郎(資本主義の犬) (@siegeljiro) 2018年6月5日
ツイッター上でツイッターについてアンケートを取ってみましたが、知らなかった人が多かったようで少し安心しました(笑)
S&P500指数に投資するうえで特に気にする必要はありませんが、投資するうえでのモチベーションとして押さえておきたいところですね。
そして枠は500社と決まっていますので、今回ツイッターと入れ替えで除外された銘柄もあります。
ツイッターと入れ替えでモンサント(MON)が指数から外れることになりました。
モンサントは、世界有数の農薬大手企業で、遺伝子組み換えや除草剤製造販売などに強みを持っています。
除草剤「ラウンドアップ」は有名ですね。全体的にクリーンなイメージはなく、典型的な不道徳銘柄として有名で、「環境最悪企業」という不名誉な呼ばれ方をすることもあります。
そしてモンサントは、ドイツ大手製薬企業であるバイエル社に買収されることが決まっており、問題がなければ本日6月7日に無事完了するようです。
外部リンク「独バイエル、モンサント買収を7日に完了 当局の承認すべて取得」
モンサントも発表を受け、株価は上昇しています。
ただ単に指数から除外される場合だと株価は下がる傾向がありますが、買収されることによる除外なのでむしろ株価には好影響です。
S&P500指数は原則米国企業しか採用されないので、当然モンサントが外れることで枠が1つ余ることになります。
ツイッターが評価されて採用されたというよりも、モンサントが抜けた枠の穴埋めとしてツイッターが採用されたといったほうが実情に合っているかもしれません。
ツイッターとモンサントは、それぞれ有名SNS企業と超不人気企業という特色のある銘柄なので、日本人投資家でも注目している人が多い印象です。
特にモンサントは、タバコ企業や軍需企業のようにクリーンな投資家から徹底的に嫌われる要素があるので、投資先としてはとても魅力的だったのではないかと思います(もう関係ないけどね)
ツイッターに関しては、上場後の成績が良くない不人気グロース株となっていますが、日本では身近なサービスとして浸透していますので、今回の採用をきっかけに注目を浴びそうな気がしますね(投資する人が増えるかどうかは知らん)
ツイッターをまだやっていない方は、TWTRへの投資判断を決めるうえで役立つかもしれませんので、ツイッターに新規登録してみましょう!
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