特定口座における投資方針を再考したい
つみたて次郎です。
つみ次郎は現在、つみたてNISA及びiDeCoでは基本的な米株インデックスファンド(?)を買付し、特定口座では比較的トリッキーなファンドを買付するという方針です。
参考記事…つみたて次郎の秘密のポートフォリオ
現時点で投資対象として選んでいるのは楽天VYMと本家VTVです。
前者は高配当米株、後者はバリュー米株を重視したスマートベータ系ファンドとなっています。
しかし、これらは正統派なスマートベータファンド(?)であるがゆえに、癖が少なすぎるという弱点があります。
例えば、米国株を対象とする高配当ETFとしては、VYM・HDV・SPYDが3強となっています(つみ次郎調べ)
この中でVYMは、銘柄選定基準・売買回転率・セクター比率等といった様々な指標において市場平均に近い性質を持っています。
市場平均に近い高配当ETFというのはつみ次郎にとってかなり理想に近いのですが、つみ次郎の投資資産全てをVYMに投下できるわけではありません(非課税制度的な意味で)
つみ次郎の場合、つみたてNISAとiDeCoでの投資先が伝統的インデックスファンドにほぼ固定されています(S&P500等)
そして、ブログ収入が爆増でもしない限り投資額はつみたてNISA+iDeCo>>特定口座となるため、特定口座=サテライト投資枠のような状態になっています。
この状況でVYMやVTVのようなクセの少ないファンドに投資を行っても、ポートフォリオ全体に与える影響は軽微になってしまうという事です。
ちょっと中途半端観はあるよな。VOOやVTIが最強インデックスで、そこからちょっと高配当に傾けただけ…ならば優良で分散も最強!って記事を多く見てきたが、配当もそこまでじゃないし「じゃあVTIでいいじゃん」感も否めない。
そうこうしてると個別株投資家が増えていくんやろなァꉂꉂ(ˊᗜˋ*)ww
— ライナス⚡🍆米株仮面🇺🇸 (@guillemet0u0) November 10, 2019
MSCIコクサイとS&P500の両方に投資しているのと似た感覚ですね(煽り)
もしくはチョコ🍫味のプロテインにチョコ🍫バナナ🍌味のプロテインを混ぜているような感じです(適当)
参考記事…全世界株+米国株はアリなのか?
この問題については以前からも度々考えていましたが、つみたてNISA枠がリセットされる来年までには自分の中で整理しておきたいと思っている所です。
一言でまとめると、単体では尖っているがS&P500等に足すことでポートフォリオ全体でVYMやVTVみたいなバランスになる金融商品を探しているという事になります(怪文書)
具体的な候補
つみ次郎の中では、楽天VYMや本家VYMに代わる新投資枠として、以下の3ジャンルが有力候補になっています。
①VYM以外の高配当ETF
具体的にはHDV・SPYDですね。高配当ではありませんが配当貴族連動のNOBLもギリギリ許容範囲かな?
いずれもVYMよりも尖っているのでポートフォリオ全体のバランス調整役という意味では適任ですが、それぞれちょっと引っかかる点があるので要検討です。
②生活必需品セクターETF
具体的にはVDC・XLPです。生活必需品銘柄は高配当銘柄が多く、その内訳である飲食・日用品・タバコ・酒・必需品小売りはいずれも魅力的に見えるため、セクター単位で見てオーバーウェイトしたくなります。
尖り具合も申し分ありません。信託報酬考えなければ大型株に寄ったXLPのほうがより好み。
③いっそのこと個別株
一昔前は選択肢にすら上がらなかった個別株ですが、小額でも手数料負けしなくなったのでもう言い訳は通用しません(笑)
しかし、やはり個別銘柄単位のリスクを背負うのはちょっと辛いですし、分散できる銘柄数もたかが知れているので劣化ETFになるのは必然です。
そもそも個別で欲しくなるようなのは大抵生活必需品だったりするので生活必需品セクターETFで十分な感じもします。
もっといろいろ考えてみる
投資額全体に対する割合はさほど多い枠ではないので、投資リターンに与える影響は軽微ですが、自由な裁量で自由に投資先を選べる唯一の枠ですので、投資家として一番考えるのが楽しい部分です(笑)
今の時点だと、②生活必需品セクターETFへの乗り換えが最有力ですね。
シーゲル流投資家という今更感のあるサブタイトルも多少は説得力を持ちます(白目)
まぁ急いで考える必要がある物でもないので、またじっくり考えてみたいと思います。
「こんなファンドもあるよ!」という方がいればぜひコメント欄で教えていただければ幸いです。
とはいえ、つみ次郎がまだ把握していないファンドの中に、つみ次郎の心に響くような物があるとは到底思えないですけどね(フラグ)
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シーゲル二郎
VWOは検討しないのですか?
VWOやERUS、NGEは割安と一部の投資家には評判ですよ。
>>らっきょ様
それらが割安なのは理解していますが、私自身の投資哲学(株主還元重視)に反するので今のところは検討してません。
いつも楽しく読ませて頂いております。少額であればレバレッジも検討されてはいかがでしょうか。ヘルスケアセクターであればシーゲル流と言えなくもないので、CUREなど良いと思うのですが。
>>ただのファン様
ヘルスケアセクターは面白そうですが、特定セクター×レバレッジはちょっと難しそうですね…。
ETFではないですが、私はSMT米国株配当貴族インデックスが好きです
構成銘柄も気に入っています
たぶんそれに連動するETFは、NOBLです
ただ、日本で買えるかどうか不明です
曖昧な情報失礼いたしました
ではSPXLはどうですか?
>>cibihana様
NOBLは記事中にも載せていますが、どうやら国内証券では買えないようですね(投稿してから気づきました)
>>匿名様
レバETFも面白そうですが、ちょっと投資するのは勇気がいりますね…(単体でバイアンドホールドする前提なら尚更)