【朗報】楽天証券でEXE-iつみたてシリーズが購入可能に
つみたて次郎です。
低コストインデックスファンドとして注目されているEXE-iつみたてシリーズですが、これまでは販売経路がSBI証券のみという弱点がありました。
しかし2018年5月11日より、楽天証券でも取り扱いが開始されました。
ラインナップに追加されたのは下記3商品です。
・EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド(EXE-iつみグロ)
・EXE-iつみたて先進国株式ファンド(EXE-iつみ先進国)
・EXE-iつみたて新興国株式ファンド(EXE-iつみ新興国)
この新規追加は、非常に大きな意味を持っています。
つみたて次郎は、全体としてEXE-iつみたてシリーズをあまり評価しておらず、楽天バンガードやeMAXIS Slimに軍配があると思っています。
そしてその理由の1つが、販売経路が限定され過ぎていて総資産額の増加に支障があるという点だったのですが、楽天証券でも購入が可能になったことにより、弱点が1つ解消されたことになります。
参考記事「楽天バンガード vs EXE-iつみたて」
また、この3商品はつみたてNISA対象になっており、楽天証券でもつみたてNISA枠で買い付けが可能になっています。
つみたてNISA口座を開く候補としては、事実上SBI証券と楽天証券の2択になっていますが、ラインナップではEXE-iつみたてシリーズがない分わずかに楽天証券が劣る状況でした。
参考記事「楽天証券とSBI証券を比較」
今回の変更により相対的にEXE-iつみたてシリーズ及び楽天証券が強化されたことで、ますます投資ファンドや証券会社で悩む要素が増えたことになります。一昔前には考えられない贅沢な悩みですね。
そして最も注目したいのは、ポイント付与率です。
それぞれ投資信託の保有残高によりポイントをもらうことができ、SBI証券ではSBIポイント、楽天証券では楽天スーパーポイントをもらうことができます。
そしてその付与率は投資信託によって異なり、特に超低コストファンドの場合は非常に低い付与率になります。
今までの上記3商品におけるSBIポイントの付与率は次の通りです。
ファンド略名 | 信託報酬 | SBI証券での付与率 |
EXE-iつみグロ | 0.15% | 0.03% |
EXE-iつみ先進国 | 0.1155% | 0% |
EXE-iつみ新興国 | 0.1948% | 0% |
いずれも元が非常に低いので、ポイント付与率もシビアです。というか先進国と新興国はゼロです。
SBI証券の場合、超低コストファンドの場合は0~0.05%まで幅があります。
しかし楽天証券の場合、現在のところ例外なく0.048%のポイントが付与されます。
もし上記3商品にもしっかり0.048%のポイントが付与されるなら、これはちょっと異常事態です。
上記3商品の運用会社はSBIアセットマネジメントであり、いわばSBI証券と同系列商品です。
そのため、積極的に売れるようにポイントを高く設定するという戦略が考えられますが、SBI証券でのポイント付与率は非常に低いですから、かなり採算はギリギリであることが推測できます。
そんな中、ライバルである楽天証券が0.048%のポイントを付与するのは不自然です。
同系列であるSBI証券で買うよりも楽天証券で買ったほうがオトクということになり、楽天証券が太っ腹ということになってしまいます。
現時点ではっきりとしたアナウンスはないので推測に過ぎませんが、もしそうであればEXE-iつみたてシリーズは楽天証券で買うのが最適解ということになります。
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