楽天バンガード8月・9月分レポート

つみたて次郎です。

最近サボり気味な楽天バンガードシリーズのレポートまとめです。

先月スルーしたため今回は8月分・9月分一緒に記載しています。

 

下記4商品について分析していきます。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
→FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
→CRSP USトータル・マーケット・インデックス

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
→FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
→ FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス

 

先月は楽天バンガードの運用報告書が発表されたり、今月は楽天VT最大のライバルが登場したりと話題が尽きませんでした。

全体的な実質コストは高めでしたが、十分許容範囲内だったのでとりあえず安心です。

 

ここからは本題に入り、8月分及び9月分の各ベンチマークとファンドのリターンを記載します。

8月分

略名 ファンド ベンチマーク 指数との乖離
楽天VT +1.3% +1.3% ±0%
楽天VTI +4.0% +4.0% ±0%
楽天VWO -4.4% -3.5% -0.9%
楽天VYM +1.8% +1.8% ±0%

 

9月分

略名 ファンド ベンチマーク 指数との乖離
楽天VT +2.6% +2.5% +0.1%
楽天VTI +2.4% +2.5% -0.1%
楽天VWO +2.1% +1.1% +1.0%
楽天VYM +2.4% +2.5% -0.1%

 

気になるのは8月における楽天VTのプラス乖離、両月における楽天VWOの大きなプラス乖離とマイナス乖離ですね。

ETF自体がベンチマークと若干ズレるので、長期的には辻褄があっていれば問題ありませんが、それでも大きなブレ幅は歓迎できません。

 

過去の乖離率一覧は次の通りです。

ベンチマークに対する月別乖離

期間楽天VT楽天VTI楽天VWO楽天VYM
2017.10-0.8%-0.5%なしなし
2017.11-0.2%0%-1.3%なし
2017.120%-0.1%+0.6%なし
2018.1-0.2%-0.1%+0.6%なし
2018.2-0.1%-0.1%-0.9%0%
2018.3+0.5%0%+2.1%-0.2%
2018.4-0.2%0%-0.4%0%
2018.50%0%-0.2%0%
2018.6-0.2%0%-0.5%-0.1%
2018.7-0.4%-0.1%+0.2%0%
2018.80%0%-0.9%0%
2018.9+0.1%-0.1%+1.0%-0.1%
2018.10+0.2%0%+0.7%-0.1%
2018.11-0.2%0%-0.5%0%
2018.12+0.3%0%+0.1%-0.1%
2019.1-0.2%-0.2%+1%-0.1%
※リターンではないので注意。

 

全体的な傾向としては、米国株のみに投資する楽天VTIや楽天VYMの乖離は小さく、楽天VTや楽天VWOは大きな乖離を出すことが多いですね。

三重課税の影響もかなりありそうですが、特に楽天VWOのブレ幅は突出しています。

やはり海外ETF経由で米国外株式に投資するのは、長期的に大きなハンデを抱えることになりそうな気がします。

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