楽天・バンガード・ファンド5月分レポート
つみたて次郎です。
毎月の恒例行事、楽天バンガードたちの月次レポートまとめです。
下記4商品について分析していきます。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
→FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
→CRSP USトータル・マーケット・インデックス
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
→FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
→ FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
楽天バンガードとしては大きな動きはありませんでしたが、楽天VTIの強力なライバルとしてeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が登場しました。
この流れを考えれば、バンガード・S&P500(VOO)を投資先とする楽天VOO(仮)が誕生する可能性も見えてきたかもしれません。
どちらにせよ、そろそろ正式な楽天バンガードとしての新しいラインナップが欲しいところです。
5月における各ベンチマークとファンドのリターンは次の通りでした。
略名 | ファンド | ベンチマーク | 指数との乖離 |
楽天VT | 0% | 0% | 0% |
楽天VTI | +2.1% | +2.1% | 0% |
楽天VWO | -3.2% | -3.0% | -0.2% |
楽天VYM | +0.9% | +0.9% | 0% |
楽天VWOを除く3商品は綺麗に連動しており、楽天VWOも-0.2%と十分な数値です。
乖離幅よりも、5月におけるリターン順位が米国全体≻米国高配当≻先進国≻新興国であったことが一目で分かることに注目してしまいます(笑)
過去の乖離幅を一覧にまとめてみます。
略名 | 10月乖離 | 11月乖離 | 12月乖離 | 1月乖離 | 2月乖離 | 3月乖離 | 4月乖離 | 5月乖離 |
楽天VT | -0.8% | -0.2% | 0% | -0.2% | -0.1% | +0.5% | -0.2% | 0% |
楽天VTI | -0.5% | 0% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | 0% | 0% | 0% |
楽天VWO | (未発売) | -1.3% | +0.6% | -0.2% | -0.9% | +2.1% | -0.4% | -0.2% |
楽天VYM | (未発売) | (未発売) | (未発売) | -0.9% | 0% | -0.2% | 0% | 0% |
表が横に伸びすぎているので、次回あたりは工夫したいと考えています(笑)
5月の安定感は素晴らしいですね。特につみたて次郎が積立中の楽天VTIは3ヶ月連続で乖離なしであり、むしろ小数点以下の数値についても考えていく必要になりそうですね。
月別で考えると大した差ではありませんが、インデックスファンドとして許容できる隠れコストはせいぜい0.2~0.3%くらいまでですから、やはりまだまだ油断はできなさそうです。
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