バンガード・S&P500(VOO)分析

つみたて次郎です。

今回は、バンガード・S&P500(VOO)を分析していきます。

S&P500に連動する海外ETFです。S&P500とは、スタンダード&プアーズ社が定める米国の大型企業500社から構成される浮動株調整後時価総額基準のインデックス指数です。

時価総額で米国市場の75%をカバーしており、NYダウと並び世界で最も有名な指数の1つです。

ご存知の通りバンガードからもVOOというティッカーシンボルでETFが運用されていますが、残り25%も含めほぼ100%をカバーするバンガード・トータル・ストック・マーケット(VTI)のほうが総資産額は多いです。

超超超メジャーなETFですが、なぜか今まで全く分析していなかったので今更ですが解説してみます。

S&P500については、世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏も推奨する指数であり、右肩上がりで成長を続ける世界最強指数です。

参考記事…バフェット「資産の90%をS&P500に投資せよ①」

では、さっそく各データから紹介していきます。

 

基本情報(2018/9/30現在)

項目 データ
信託報酬 0.03%※
銘柄数 509
PER 21.6倍
PBR 3.3倍
ROE 16.2%
利益成長率 8.2%
売買回転率 3%

※信託報酬は2019年5月に0.05%→0.04%に引き下げられました。

信託報酬は0.04%と全海外ETFの中でも最安値クラスです。

S&P500なので銘柄数は大体500となっています。

 

 

上位構成銘柄(2018/9/30現在)

構成比率トップ10は次の通りです。

企業名 比率
アップル 4.19%
マイクロソフト 3.55%
アマゾン 3.32%
アルファベット 2.95%
バークシャーハサウェイ 1.62%
フェイスブック 1.60%
JPモルガン・チェース 1.53%
ジョンソン&ジョンソン 1.50%
エクソンモービル 1.46%
バンク・オブ・アメリカ 1.11%
上位10銘柄合計 27.02%

 

上位にはハイテク銘柄が名前を連ねます。

 

市場平均と比較

今回は、米国市場全体をカバーするVTIと比較してみます。

 

基本的にカバーしているエリアが重複しているため、ほぼ同じような動きをしています。

時価総額の小さい小型株は、長期的にリターンが高くなるというアノマリーがあります。

参考記事「大型株<小型株

大型株のみのVOOを選ぶか小型株も含むVTIを選ぶかは、ほぼ好みの問題といってもいいでしょう。

参考記事「バンガード・トータル・ストック・マーケット(VTI)分析

また、VOOと同じくS&P500に連動する投資信託として「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も存在していますので、比較して選んでいきたいですね。

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