【4月9日現在】NYダウ銘柄の配当利回りを調べてみた
つみたて次郎です。
コロナウィルスによる経済混乱はまだまだ続きそうですが、なぜか株価は落ち着き始めています。
NYダウについては3月23日に大底をつけ、それ以降は上昇傾向にあります。

これがこれから長い地獄が始まる前のほんのひと時の安らぎであるとは、今はまだ誰も知らないのであった…(フラグ)
という冗談はさておき、回復傾向であるとはいえまだまだ元の価格には程遠く、配当利回りも急上昇しています。
今回はNYダウ銘柄の配当利回りについてまとめてみたいと思います。
NYダウ銘柄の配当利回り(4/9現在)
NYダウ銘柄の実績配当利回りを降順で並べてみます。
| ティッカー | セクター | 配当利回り |
| DOW | 素材 | 8.04% |
| XOM | エネルギー | 7.93% |
| CVX | エネルギー | 6.00% |
| IBM | 情報技術 | 5.43% |
| PFE | ヘルスケア | 4.39% |
| VZ | コミュニケーションサービス | 4.30% |
| WBA | 生活必需品 | 4.24% |
| MMM | 資本財 | 3.94% |
| JPM | 金融 | 3.81% |
| CSCO | 情報技術 | 3.44% |
| KO | 生活必需品 | 3.42% |
| CAT | 資本財 | 3.23% |
| TRV | 金融 | 3.12% |
| HD | 一般消費財 | 3.07% |
| GS | 金融 | 2.82% |
| MCD | 一般消費財 | 2.81% |
| JNJ | ヘルスケア | 2.65% |
| PG | 生活必需品 | 2.59% |
| MRK | ヘルスケア | 2.44% |
| INTC | 情報技術 | 2.23% |
| AXP | 金融 | 1.86% |
| WMT | 生活必需品 | 1.77% |
| DIS | 一般消費財 | 1.74% |
| UNH | ヘルスケア | 1.61% |
| MSFT | 情報技術 | 1.23% |
| AAPL | 一般消費財 | 1.15% |
| NKE | 一般消費財 | 1.14% |
| V | 情報技術 | 0.68% |
| BA | 資本財 | 0.00% |
原油価格が暴落している影響か、エネルギーセクター2種が2位と3位に名を連ねます。
DOWがトップなのはちょっと意外でした(笑)
また、最下位に君臨(?)するのは無配転落したボーイング(BA)です。
少し前までは配当利回り3%もあれば十分高配当と呼べるような環境でしたが、今では上位半分くらいまでその水準に到達しています。
ただし、上記はあくまで過去の実績であり、これからの未来を約束するものではありません。
また、コロナ騒動という未曽有の有事ですので、予想配当利回りも当てになりません(煽)
ちなみにみんな大好きXOMは減配しま宣言をしており、ホルダーにとっては心強い支えになりそうですね。
外部リンク…米エクソン、今年の投資30%縮小 配当金は変更せず
いずれにせよ、配当利回りを割安度のバロメーターにしている人はまだマシとして、配当利回りから逆算して配当金をゲットしたい人にとっては難しい局面が続きそうです。
つみ次郎ポートフォリオの配当利回り
ここからはおまけ的要素なので興味のない方はブラウザバックしてください(爆笑)
つみ次郎は無分配型投信をメインに投資しているので、実際に貰える配当金(分配金)はほぼありませんが、類似のETFをチェックすることで配当利回り何%の金融商品に投資しているか?を知ることができます。
参考記事…【2020年版】つみたて次郎の秘密のポートフォリオ

それぞれ以下の類似ETFの配当利回りをチェックしてみます。
米配当貴族2種→NOBL
楽天VTI→VTI
SlimS&P500→VOO
楽天VYM→VYM
本家VTV→VTV(そのまま)
iFreeNYダウ→DIA
| ティッカー | 概要 | 配当利回り |
| NOBL | 米配当貴族 | 2.49% |
| VTI | 米株市場全域 | 2.01% |
| VOO | S&P500 | 2.10% |
| VYM | 米高配当株 | 3.63% |
| VTV | 米バリュー株 | 3.17% |
| DIA | NYダウ | 2.59% |
当然ながら全体的に高配当気味なセレクトになっています。
VYM(高配当)とVTV(バリュー)の差がこれまで以上に縮んでに見える…のは私だけでしょうか?(震え声)
また、市場平均と比較した時の差は広がっているように感じます。
相対的に高配当株やバリュー株が大きく暴落しているため、配当利回りの上昇につながっています。
これから高配当バリューのターンが訪れるのか、それともこれまで通り〇ソ株として嘆かれるのか…それは神のみぞ知るところです(思考停止)
ちなみに上記ポートフォリオを再現した場合、全体の配当利回りは2.65%になりました。
もちろん実際に配当金(分配金)を受け取ることはできませんが、ファンドを経由してこれだけのキャッシュが再投資されていると考えれば、これほど心強いことはないですね。
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