【悲報】ボーイング(BA)が無配転落
つみたて次郎です。
世界を代表する航空機メーカーであり、NYダウの構成銘柄でもあるボーイング(BA)が無配転落になりました。
外部リンク…米ボーイングがCEO報酬見送り、配当も停止 新型コロナで
2回にわたる737MAX機の墜落事故で元々先行きは良くありませんでしたが、追い打ちをかけるようにコロナウィルスによる経済危機という泣きっ面に蜂状態です。
特にコロナについては各国で入出国制限が導入される事態にも発展しており、航空会社はもちろん、航空機メーカーであるBAにとっても非常に大きな痛手となっています。
自社株買いに積極的な企業の1つでもありましたが、今回の騒動を受け自社株買いも中止するようです。
参考記事…【悲報?】米国で債務超過企業が増加中
トランプ大統領より公的資金注入の話も出ていますが、内外含め賛否両論で先行きは暗いです。
間違ってもBAを倒産させることはできないでしょうから、何らかの形で存続させることになるとは思いますが、その際に株主が報われるかどうかは不明です(当たり前)
BAの暴落と配当利回り
BAの過去最高値は2019年3月1日に記録した446.01ドルですが、直近2020年3月20日の終値は95.01ドルとなっており、この期間で計算すると約78.7%の大暴落となっています。
2007~2008年におけるリーマンショックの時で約70%の暴落ですから、それ以上の危機的状況であるといえます。
また、株価の下落に伴い実績配当利回りも急上昇しています。
先月中間半ば頃までは3%弱ほどしかありませんでしたが、現在の株価で計算するとなんと8.6%以上になります!
まぁ無配転落したからもう貰えないんですけどね(減配ジョーク)
NYダウへの影響
つみ次郎はもちろんBAは直接保有していませんが、各種米株ファンドを経由して間接的に保有しています。
株価の下落もあってか、時価総額加重平均指数であるS&P500での構成比率は約0.26%とかなり少なくなっています。
その一方、(元)値嵩であるため単純株価平均指数であるNYダウでの構成比率は約3.29%とそこそこ幅を利かせています(疫病神扱い)
去年末時点では構成比率約7.5%で全銘柄中トップでしたが、現在は順位も14位と真ん中くらいまで落ちています。
つみ次郎もiDeCoはiFreeNYダウに全ツッパしてるので、それなりのダメージを受けていますね(辛)
今回の減配により、NYダウ銘柄では唯一の無配当株となってしまいました。
前回指数から外されてしまったゼネラル・エレクトリック(GE)も無配ではなく(大幅)減配に留まっていますので、今回の危機を乗り越えられなければNYダウ除外という可能性も有り得そうですね。
参考記事…【悲報】ゼネラル・エレクトリック(GE)がNYダウ銘柄から除外される
GEが外された2018年6月頃、BAの構成比率は10%近くもあったようで、なんともいえないエモさを感じます(適当)
GEは元々株価が低かったので、入れ替えに伴う指数への影響は軽微でしたが、BAの場合は値嵩株ゆえ今でもそれなりの株価であり、もし入れ替えが行われるのであれば指数への影響も大きいです。
つみ次郎が(業種的な意味で)好きな資本財セクター企業ばかり窮地に立たされているのはなぜですかね?(半ギレ)
やっぱりモノ作りは廃れていく運命なのだろうか…?(辛)
GEは今のところ倒産せず何とか持ちこたえていますが、株主は全く報われておりません。
GE坊や「くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
BAも倒産することはないと思いますが、株主が報われるのはしばらく先のことになりそうですね(超適当)
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