レイセオン・テクノロジーズ(RTX)が爆誕
つみたて次郎です。
先日NYダウ銘柄について調べていたら、RTXという見慣れないティッカーがありました。
どうやらNYダウ銘柄のUTXが社名変更していたようです。
旧:ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)
新:レイセオン・テクノロジーズ(RTX)
名前でお察しの通り、ミサイルメーカーとして有名なレイセオン(RTN)と合併したことでこのような名前になりました。
旧UTXの事業を大きく分けると以下の3つであり、それぞれ子会社を経由して幅広い業種にまたがっているコングロマリットメーカーでした。
・空調セキュリティ(キャリア社)
・エレベーター(オーチス社)
・航空宇宙システム(P&W社など)
そして空調セキュリティ部門はキャリア(CARR)・エレベーター部門はオーチス(OTIS)としてスピンオフされ、NY市場に上場しています。
残った航空宇宙システム部門がRTNと結びついて新会社が爆誕という流れになります。
いわゆる選択と集中というやつですね(ドヤ顔)
NYダウへの影響
NYダウは単純平均株価指数ですので、1株あたりの株価が構成比率を左右します。
そしてRTXについては、スピンオフ及び合併の影響もあり元々85ドルあった株価も現在は65ドル前後で推移しています。
参考に、NYダウに連動する海外ETF(DIA)における構成比率を調べてみたところ、4月9日現在における構成比率は1.85%となっていました。
また、United Technologies Corporation TEMP(UTX.WI)という資産が0.01%含まれていたのですが、これはいったい何なんですかね?笑
コロナショックの影響もありますが、先月くらいまでは構成比率3%くらいの立ち位置でしたので、指数に対する影響力は下がりつつありますね。
また、NYダウ全体の事業ポートフォリオを考えた場合、空調セキュリティ部門とエレベータ部門が減って軍需産業部門が増えたということになります。
つみ次郎としてはどちらも甲乙つけがたいですが、合併前のほうがビジネスモデルとしては好みだったような気がします(辛)
ただ社名は合併後のほうが圧倒的にかっこいですね(笑)
このタイミングの合併が吉と出るのか凶と出るのか…間接ホルダー(笑)として見守っていきたいと思います。
明日は末吉!(パクリ)
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レイセオン・テクノロ次郎