松井証券が確定拠出年金(iDECO)に参入!

つみたて次郎です。

大正7年創業の老舗証券会社である松井証券が、個人型確定拠出年金(以下:iDECO)に参入することを発表しました。

確定拠出年金の概要については、過去記事をご覧ください。

参考記事「確定拠出年金(iDECO)とは?

企業年金がないサラリーマンや自営業の方などは、企業型ではなく個人型の中から選んで加入することができます。

同時に1つの金融機関でしか開設することができず、有力候補としてはSBIネット証券・楽天証券・マネックス証券などのネット証券が強いです。

つみたて次郎は現在SBIネット証券を利用していますが、近いうちに楽天証券に乗り換えるかもしれません。

参考記事「楽天証券のiDECOに楽天VT・楽天VTIが追加!

松井証券は歴史ある証券会社ですが、いち早くネット証券に参入している機動力のある会社です。

また、投資信託が現在のように低コストでなかったときは、顧客本位ではないということで投信販売から撤退したという素晴らしいエピソードもあります。

外部リンク「松井証券(公式サイト)

iDECOの取り扱い予定商品も素晴らしいの一言です。

出典「松井証券」

各資産クラスを1種類ずつ用意しており、そのほとんどが最安値クラスという素晴らしいラインナップです。

特筆すべきは、やはり「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」ですね。

この2つは、現時点での先進国株式と新興国株式の最適解ともいえる内容ですが、iDECOで取り扱いしているのはこれまでマネックス証券のみでした。

また、ネット証券大手であるSBIネット証券と楽天証券では現在取り扱いされていないので、大きなアドバンテージです。

長期投資家目線だと、大抵SBIネット証券か楽天証券のどちらかが最適解になることが多いですが、iDECOにおいては準大手であるマネックス証券と松井証券が優勢になったといえるでしょう。

先進国株式クラスは、大抵の投資家のポートフォリオで最も大きな割合を占めることになるため、そこの最安値を抑えているのは大きいです。

また、売却すると枠が減ってしまうつみたてNISAや一般NISAと違い、iDECOはスイッチングが自由自在に可能です。

リバランスによるデメリットがほとんどないため、積極的にリバランスが可能です(信託保留財産にだけは注意)

そのため、つみたてNISAでは楽天VTなどの全世界株式ファンドを選択している人も、iDECOでは日本株・先進国株・新興国株を組み合わせて自分で調整してみることをオススメします。

逆にリバランスが面倒と考えるのであれば、楽天VTやEXE-iつみたてグローバルなどがあるSBIネット証券等を選んでおいたほうが無難でしょう。

また、つみたて次郎の様に米国株へ集中投資したい場合は、そもそも松井証券では選択肢がないので、他の証券会社を選びましょう。

自分で日本株・先進国株・新興国株を組み合わせてポートフォリオを組みたい」という人であれば、松井証券はかなり良い選択になりそうです。

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松井証券が確定拠出年金(iDECO)に参入!” に対して1件のコメントがあります。

  1. とっつぁん より:

    一時期、投信販売から撤退とか泣けるエピソードありがとう!普通の証券会社ならば販売手数料でウハウハなんだろうけど。
    本当に応援したくなるね
    片やSBI401Kは、つみたてグローバル追加されず、変に元本保証が4つもあったり、最適化バランスやターゲットイヤー(?)みたいな信託報酬稼ぎの無駄な物ばかり多くてガッカリです。
    俺も乗り換えようかなって思ったけど手続きとか面倒そうだよね?

  2. つみたて次郎 より:

    確かにSBIのiDECOはちょっとセンス悪いですよね。外国株もニッセイしかないし(泣)
    私も来年は楽天証券への移行を検討していますが、多分メンドクサイと思います。

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