ゼネラルエレクトリック(GE)がヘルスケア部門をスピンオフするらしい

つみたて次郎です。

米国株クラスタで大人気のゼネラルエレクトリック(GE)ですが、主要事業の一角であるヘルスケア部門をスピンオフするようです。

GEはリーマンショック後、金融部門を担当する「GEキャピタル」を縮小していき、元の製造業への回帰を進めています。

また、創業時の主力事業であった家電部門も売却し、別の会社に生まれ変わろうとしている最中です。

世界最大級のコングロマリットであり、その事業は多岐にわたりますが、現在の中心はジェットエンジン・発電・ヘルスケアとなっていました。

ヘルスケア事業は、売上高に対する割合は15%程度ですが、営業利益では全体の20%を超えており、利益率の高いGEの稼ぎ頭でもあります。

そんなヘルスケア事業をスピンオフ(分離独立)させるということで、GEとしてもかなり思い切った経営判断となりました。

GEのヘルスケア部門を担当しているのは、「GEヘルスケア」という子会社ですが、株式の80%を既存株主に充て、残り20%も売却する予定です。

この発表に対し市場は高評価で、一昨日26日は+8%近いプラスとなりました。

26日は、ちょうどGEがNYダウから外された日であり、暴落する可能性もありましたが、好材料のおかげで爆上げという反対の結末を迎えました。

参考記事「GEがNYダウ銘柄から除外される

GEホルダーにとってはひと時の休息・暴落を見計らって待機していた人には残念な結果になりました。

ちなみにつみたて次郎はホルダーです(泣)

参考記事「つみたて次郎6種を紹介する!

 

 

つみたて次郎がGEを買った深い理由はなく、何となく暴落していたから遊びで買っただけです。

いわゆる趣味としての投資に過ぎず、投資家としては無駄なリスクを背負ってしまったことになります。

その一方、元々計画されていたスピンオフが順調に進むことで、個人的には嬉しいポイントもあります。

わざわざ意味のない個別株を買った言い訳としては、株式分割やスピンオフなどの面倒な取引があった場合の挙動について勉強しておきたいという大義名分があり、GEはその教材として最適な存在です。

GEを保有することで、株が暴落する悲しみはもちろん、今回の様に株が暴騰する喜び、スピンオフという儀式の作法について学ぶことができそうです。

特に一般NISAで保有している株の場合、スピンオフに伴い特定口座または一般口座に払い出されてしまうようなので、その兼ね合いについても体験しておきたいと思います。

みんなもどんどんGEの株を買って、素晴らしい体験を共感しましょう!

ちなみにGEの株は1株1,500円程度で購入でき、その意味でも教材向きではありますが、普通に買うと売買手数料で泣くので良い子は真似しないでください(笑)

 

後は関係ないですが、米国市場が日本時間の夜に開かれる関係上、時事ネタの投稿が1日ずれてしまう件について悩んでいるところです(泣)

時事ネタを封印するか、夜型人間に生まれ変わるか…究極の選択を迫られています。

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GEヘルスケア次郎

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