【悲報】GAFAMの時価総額が東証1部越え
つみたて次郎です。
GAFAMの時価総額合計が東証1部銘柄(TOPIXに一致)の合計を超えたようです。
GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に https://t.co/aego3I02ug
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) May 8, 2020
ようするに以下の米時価総額上位5社(上位6銘柄)が日本全体を超えたという事ですね。
・アルファベット(GOOG・GOOGL)
・アマゾン・ドットコム(AMZN)
・フェイスブック(FB)
・アップル(AAPL)
・マイクロソフト(MSFT)
財政基盤が固く、コロナショックの影響を比較的受けにくいのも追い風になっており、まだまだ成長を続ける化け物ぞろいです。
余談ですが、ACWI(MSCIオール・カントリー・インデックス指数に連動)における上記6銘柄の構成比率合計は11.44%・日本株合計は7.15%となっています。
インデックスファンドでは浮動株調整が行われるのが普通なので、もっと前から逆転していたようですね。
参考記事…浮動株調整後時価総額加重平均とは?
米国のたった5社が日本の会社2,000社超より価値が高いというのは何とも辛いところですが、今回のニュースはGAFAMの繁栄・日本市場の衰退という2つの側面から捉えることができます。
GAFAMの繁栄
元記事のデータによると、米国株式市場におけるGAFAMの構成比率は2016年12月時点で9%ほどしかありませんでしたが、2020年4月時点では18%近くまで上昇しており、わずか3年半で2倍になったことになります。
同期間においてはS&P500指数も+31%ほど上昇しているのを踏まえると尚更驚異的です。
ちなみに東証一部は-4%だったそうです(辛)
S&P500指数に連動するSPYにおいては、5月12日時点で6銘柄の構成比率合計は20.72%となっています。
S&P500ファンドを買ったらそのうち2割はGAFAMということですね。
このニュースを見てGAFAM投資への意欲や焦りが生まれるか、それともニフティ・フィフティ、日本株バブル、BRICSブームを思い出すかはあなた次第です(笑)
つみ次郎は当然後者ですが、GAFAMへの投資比率というのは、どちらに転ぶとしても投資家の運命を大きく左右することになるでしょう。
日本株の衰退
今回のニュースで「日本株オワタw」みたいな風潮も出ていますが、今回の話はGAFAM対日本株ではなくGAFAM対それ以外の全世界株だと思っています。
相変わらず日本株が冴えないのはいつもの事ですが、日本の株式市場は浮動株調整後なら米国に次ぐ世界第2位の巨大市場ですし、浮動株を考えなくても米国・中国・香港に次ぐ4番手です。
時価総額の大小で優劣を決めるのであれば、ほとんどの国の株式市場が終わっていることになってしまいます(笑)
また、堅調な米株市場もGAFAMによる貢献が非常に大きく、ごく一部の銘柄が牽引しているにすぎません。
参考記事…【悲報】ビッグ4(MAGA)がS&P500リターンの大部分を稼ぐ
なので日本株が終わっているのではなくGAFAM以外の銘柄が終わっているのです(強気)
つみ次郎は意図的にGAFAMのような銘柄を避けるポートフォリオを組んでいますので、わざわざ勝ち組を外してアンダーパフォームしている状況ですね(弱気)
参考記事…【2020年版】つみたて次郎の秘密のポートフォリオ
まだまだ強いぞGAFAM
つみ次郎がブログを執筆し始めたのは2017年9月ですが、当時からGAFAMのようなハイテク銘柄に対する賛否は大きく割れていました。
ちなみに当時はFANGというワードでくくられることが多いかったですね(おもひで)
NFLX「辛い」
モメンタム・グロースに乗り爆益の彼方へと向かうGAFAM勢、高配当・バリューに乗り爆損の彼方へと向かうアンチGAFAM勢、その間で高みの見物をするインデックス勢…その決着がつくのはまだまだ先の事となりそうです(もうついてる?笑)
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アンチGAFAMとインデックスの中間にいます
GAFA、FANG、BATとか色々、ハイテク銘柄のまとめ方がありましたね。
個人的には、GAFAから全てが派生していっているような気がします。
バリュー銘柄にも、そのようなフレーズがあればいいですね。
>>らっきょ様
GAFAMの並び替えでFAAMGもありましたね。
個人的には頭文字並べた略語が登場するのはフラグ感が凄いので、バリュー銘柄deフレーズができたら警戒してしまいそうです(笑)