eMAXIS Slim 先進国株式の信託報酬が0.10989%→0.10615%に引き下げ
つみたて次郎です。
eMAXIS Slimシリーズを運用している三菱UFJ国際投信㈱より、信託報酬変更に関する発表がありました。
外部リンク…業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
eMAXIS slim 先進国株式インデックスの信託報酬が以下のように引き下げられます。
変更前 | 変更後 | |
税込 | 0.0999% | 0.0965% |
税抜 | 0.10989% | 0.10615% |
11月22日に信託報酬引き下げが発表されたSBI・先進国株式インデックス・ファンドに対抗した形になります。
外部リンク…SBI・先進国株式インデックス・ファンドの信託報酬が0.117%→0.1027%に引き下げ
これにより、税抜では同率最安値となりました。
もはやお約束の説明ですが、あくまでeMAXIS Slimは税抜での最安値を目指しているため、消費税含めた信託報酬では若干SBIに負けています。
その一方、Slim先進国株は純資産総額が500億円を超えたことで受益者還元が発動しており、実際の信託報酬は上記の数値より低くなっています。
外部リンク…eMAXIS Slim 先進国株式の純資産総額が500億円を突破!受益者還元発動で信託報酬が(若干)引き下げ!
12月4日時点の純資産総額は約679億円ですが、この数値で計算すると受益者還元考慮後の信託報酬は税込0.1052%となります。
それでもSBIよりは高いですが、それぞれ連動指数も運用方法も(そして人気も)全然違いますから、直接数値を比較する意味はあまりないでしょう。
SBIのおかげでSlimがなぜか下がるという摩訶不思議な現状にはしっかり感謝しておきましょう(笑)
Slimのスピード感
SBIが引き下げを発表したのは11月22日、今回Slimが対抗引き下げを発表したのは12月4日ですので、13日後(8営業日後)というスピード対応となります。
少し前に全世界株とS&P500の引き下げを行った時は1ヶ月以上のタイムラグがありましたので、eMAXIS Sllimらしいスピード感が復活した感じがしますね。
先進国株については、まだまだ引き下げできる余裕があると捉えることもできますね(ゲス顔)
SBIが他社を出し抜こうとする→Slimが同率まで追い上げるという顧客にとっては理想的な競争が続いていますので、両者潰れない程度のラインまで引き下げ合戦を続けてもらいたいところです。
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少しも高くないわ♪(信託報酬が)