【朗報】バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)の信託報酬が0.10%に引き下げ!

つみたて次郎です。

バンガード・インベストメンツ・ジャパンより、素晴らしいニュースが発表されました。

外部リンク「2018年バンガードETF®経費率改定のお知らせ

現在日本で購入できる海外ETFのうち、3商品の信託報酬引き下げされました。

ETF名 変更前 変更後
バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT) 0.11% 0.10%
バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)(BNDX) 0.12% 0.11%
バンガード・米国短期インフレ連動債ETF(VTIP) 0.07% 0.06%

 

いずれも0.01%の引き下げですが、元の信託報酬を考えればかなりの削減率といえます。

何より注目は、インデックス投資家のリサールウェポンといえる「バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)」でしょう。

全世界の大中小あらゆる株式にまとめて投資でき、株式クラスはこれ1本でもよいのではと思えるほどの素晴らしい商品です。

参考記事「優秀な投資家ほどVTという優良ETFに投資する理由。

世界中の株式を時価総額基準で買い付けるため、世界中の投資家の平均点を常に取り続けることができます。

純粋にインデックス投資を行いたいのであれば、あれこれ考えるよりもVT1本のほうが合理的です。

もともと信託報酬も0.11%と激安でしたが、今回さらに引き下げられて0.10%となりました。

ホルダーの方もかなり多い商品ですので、皆さん喜んでいることかと思います。

ちなみにつみたて次郎は持っていません(泣)

そこでもう一つ気になるのが、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」です。

これは楽天投信新投資顧問㈱が販売する商品で、一言で言えば「VTを買うだけの投資信託」です。

本家のバンガードETFでは、ドル転したり売買手数料を払ったりといった手間暇がありますが、それを無理やり投資信託化することで、全自動積立投資が可能となっています。

「楽天・バンガード・ファンド」シリーズは複数ありますが、どれも信託報酬は次の法則に基づいています。

 

バンガードETFの信託報酬+0.1296%

 

VTの信託報酬は今まで0.11%でしたので、そこに0.1296%を足した0.2396%が楽天VTの信託報酬です。

今回は本体ともいえる本家VTの信託報酬が0.10%となったため、自動的に楽天VTも引き下げられて0.2296%になる可能性が高いです。

バンガードが0.01%引き下げられたのは血の滲むような努力の賜物ですが、楽天VTが0.01%下げることは造作もありません。

投資元ETFの信託報酬引き下げにより恩恵を受けられるのは、「ファンド・オブ・ETF」のメリットです。最近では「ドイチェ・ETFバランス・ファンド」がその恩恵にあずかりました。

楽天VTをつみたてNISAで選択している人も多いかと思いますので、こちらも多くの人に恩恵がありそうですね。

ちなみにつみたて次郎は持っていません(本日2回目)

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VT次郎

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