【朗報】つみたてNISAの非課税枠は最大1,000万円?

つみたて次郎です。

先日、つみたてNISA制度が5年間延長されることが発表されました。

参考記事…つみたてNISAがいつ始めても非課税期間20年を確保できるようになる
参考記事…令和2年度税制改正大綱について、お話しします

その件について、興味深いツイートを見つけましたので紹介します。

虫とり小僧氏のブログにてさらに詳細について解説されています。

外部リンク…つみたてNISA既利用者も投資可能期間5年延長…ジュニアNISA廃止も資金拘束撤廃…新NISA誕生

つみ次郎のように2018年の初年度からつみたてNISAを始めた人は、2018~2042年で25年間つみたてNISAを利用できるという計算になります。

年間あたりの投資可能額は40万円ですので、40万円×25年=1,000万円となり、事実上つみたてNISAの利用可能年度及び投資可能額が伸びることになります。

2018年に始めた人は従来通り2037年まで(20年間)しか利用できないと思っていましたので、かなり驚きました。

 

早く始めるほどオトクに

いつ始めても20年確保できるというよりは、2023年までに始めれば最低20年は確保できるというのがより分かりやすいフレーズといえそうです。

極端な話、1年早く始めれば投資可能期間も1年延びるということになります。

2018年開始→25年間
2019年開始→24年間
2020年開始→23年間
2021年開始→22年間
2022年開始→21年間
2023年開始→20年間
2024年開始→19年間

つみたてNISA制度がよほど酷い評価を受けない限り、2024年以降も延長され続けると思いますが、現状では様子見の5年延長といったところでしょうか?

また、仮に延長が続けれるのであれば、早期に利用開始するほどオトクな制度になるという事になります。

例えば2018年から始めた人は、現時点でも最低1,000万円の非課税投資枠が約束されていますし、今後延長されるたびにその金額も増えていく事になります。

5年ずつ延長されるならそのたびに200万円ずつ増えますね。

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つみたてor一般(新)の判断が明確に

これまでつみ次郎が想像していた利用開始してから20年間のみ投資可能というルールだった場合、2023年まで一般NISA→2024年から一般NISAというのが最も有利になると想像していましたが、今回のルール判明により関係なくなりました。

例えば2018年から一般NISA→2024年からつみたてNISAの場合と、2018年からずっとつみたてNISAの場合では、どちらも最低2042年まではどちらかのNISAを利用できる(合計25年間)ことになるため、どちらも平等になります。

シンプルにつみたてNISAと一般NISA(新NISA)のどちらがいいかで制度の利用を判断できるのはよいですね。

まとまった投資資金を確保できた年は一般NISA(新NISA)、そうでない年はつみたてNISAといった感じで使い分けする際にも分かりやすいです。

その一方、つみたてNISAから新NISAの1階部分にロールオーバーできる?・一般NISAから新NISAの2階部分にロールオーバーできる?という説もあるようですので、両方のNISAをフル活用するというのはなかなかハードルが高そうではあります。

 

非課税期間と投資可能期間

虫とり小僧氏の元記事でも触れられていますが、非課税期間投資可能期間の違いについてはこれまで以上にややこしくなりそうです。

これまでの場合、1年目に投資した投資枠が非課税期間(20年)を終えた時点でつみたてNISAの投資可能期間もちょうど終了しますので、ある意味区切りの良い状態になります。

その一方、今後については1年目の投資枠が非課税期間を終えても、さらにつみたてNISAを利用することができます。

例えば、2018年に投資した40万円は2037年に非課税期間終了となり、そのまま放置すれば課税口座(特定口座等)に払い出されます。

それをいったん売却して、2038年以降のつみたてNISA枠にぶちこむ…といったプランも可能になりました。

ただし一般NISAと違ってロールオーバーは不可ですので、評価額が20年間で増えていれば全額ぶちこむことはできません。

手法はちょっと複雑ですが、積立するのは20年間だけと決めている人にとっても十分メリットがあるといえますね。

 

つみ次郎歓喜

最近のニュースにしては珍しい、つみ次郎に直接的なメリットをもたらす事実が判明してうれぴーです(白目)

特につみ次郎の場合、20年と言わずさらに長期にわたって積立投資を続けていくつもり(フラグ)なので、つみたてNISAが延長されればされるほど恩恵を受けることになります。

最低でも20年間、でも早く始めるほどオトクという状態ですので、不公平感の解消・つみたてNISAの普及という2つの面で理想的な環境であるといえます。

2階建ての新NISAについては全く期待できませんが、つみたてNISAについては着実により良い制度として進化しているのをヒシヒシと感じますね。

 

 

 

 

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つみたてNISA次郎

 

【朗報】つみたてNISAの非課税枠は最大1,000万円?” に対して1件のコメントがあります。

  1. 黒田順之助 より:

    朗報ですが私の周りで
    NISAを活用している人は一人も居ません。
    個人的には税収減直結制度なのに
    大丈夫なのか?と思いますが
    流石!国のエライさんは違うね。
    は?アホが多数なのに動く奴なんか居るかよ。
    ただ、俺等は用意したぜ?
    使わんのはアンタラの勝手。
    後で泣いても知らんぜ?って事ですね。

  2. 鈴木朋子 より:

    すごい情報をありがとうございます!
    一般NISAに気持ちが傾き始めていましたが、これですっぱり気持ちも新たに積立NISAを継続出来ます。

  3. つみたて次郎 より:

    >>黒田順之助様

    朗報といっていいんですかねw
    残酷ですが、まさにその通りだと思います。
    利用している人が少ないという事は、相対的に利用者にアドバンテージがあるという事でもありますが、制度の存続や改善という面で見ると少なすぎるのも辛いところです。

  4. つみたて次郎 より:

    >>鈴木朋子様

    私は記事を紹介して補足しただけですので、お礼は虫とり小僧氏にお願いしますw
    私としても、シンプルにつみたてNISAを継続すればメリットを得られるので内心ホッとしました(笑)

  5. 黒田順之介 より:

    先ほどの私のコメが国のエライさんに有るのなら
    今後、医療(介護)・福祉(生活保護)・年金は
    全て適用のハードルを上げていくでしょうね。
    え?困る?知りませんよ。だから我々はNISA作ったでしょ?
    軽視・無視していたのは貴方達でしょ?って事です。

    竹中平蔵さんが日本人は100歳まで生きるが90歳まで働く事に成る。
    嫌なら自分で計画建てて生きろ。と言ってた話に
    「バラ色の老後を作るのが政治家だろうが」と不可解極まる意見が多かった。
    「政治家の仕事は支援者が利する法案を通す事」です。だから文句有るなら選挙行けって話。
    好き放題に浪費して自己錬磨を怠った人に他人の税金を投入して怒るのは
    アンタ等でしょ?血税だの何だの言うでしょ?
    貴方達の大好きな「自己責任」でしょ?ってね。草草草の草ァァ!です。

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