「積立」と「ドルコスト」の違い

つみたて次郎です。

一括投資VS積立投資というのは何度も繰り返されている永遠のテーマであり、その争いが終結することは半永久的にあり得ません(断言)

また、積立投資といえばドルコスト平均法を思い浮かべる人も多いので、事実上積立投資=定額定期買付と考えている人も多いのではないでしょうか?

この議論については「いつまで同じ話題繰り返してんだよ」「どの銘柄買えばいいか語れよ」「そんなことより辛味だ」といった冷たい目で見られることも多いですが、つみ次郎は定期的に訪れる風物詩(?)として楽しんでいます(煽)

今回のテーマは積立とドルコスト平均法の違いですが、本記事を書くきっかけになった以下のやり取りをご覧ください(晒)

 

 

つみ次郎がずっと疑問に思っているのは、ドルコストに対する批判的記事(定期的に生まれる)に対して、仕方なくドルコストっぽい積立投資をしている人が批判しているケースが多いことについてです。

分かりやすいように、以下の3パターンに分けてみます。

 

①手元に資金があるけど、あえて定額定期積立(真ドルコスト)
②手元に資金があるので、おもむろに一括投資(反ドルコスト)
③手元に資金がないから、しかたなく定額定期積立(偽ドルコスト)

※()内の名称は適当です。

 

上記の件でいえば、ぱやん氏が①・つみ次郎が③に該当します。

いうまでもありませんが、どちらが良い悪いという話ではなく、客観的にジャンル分けができるというだけの話です。

 

 

上記のうち①と③は実際にドルコスト平均法で積立していますが、ドルコスト平均法に対する評価という面で見ると大きく状況が異なっています。

①の場合、ドルコスト平均法に対して肯定的ということになります(そうでない場合②になるから)

しかし③の場合、ドルコスト平均法に対して肯否のどちらであっても成り立ちます。

だからつみ次郎のようにドルコスト嫌いだけど積立投資してるという状態も正当化できることになります(他に選択肢がないから)

つまりこういうことですね。

 

ドルコストに肯定的…①の全部&③の一部
ドルコストに否定的…②の全部&③の一部

 

①と③については、どちらも同じようにドルコスト積立しているように見えますが、その投資方針としては大きく異なっている可能性があります。

1億円持っている人が毎月1万円ずつ積立するのと、無一文の人が毎月1万円ずつ積立するというのは全然意味が異なってきますし、後者の場合はドルコストのメリットデメリットもあまり関係ないですからね(笑)

ちなみに③にはドルコストに肯定的or否定的という2パターンが存在することになりますが、それを見分けるためには以下のような質問を投げかければよいです。

 

「宝くじに当たったらどうやって投資する?」

 

ここで一括投資すると答えるなら否定的な人・積立投資すると答えるなら肯定的な人と言えます。

ちなみにつみ次郎の場合、臨時収入やボーナスとかも基本は一括でぶち込んでいますので、当然前者です(笑)

先日も40万円ぶちこんでますからね(白目)

参考記事…2020年分のつみたてNISAに(ほぼ)40万円ぶちこみました
参考記事…つみたてNISAぶちこみ太郎に関する反響について

まぁ実際に数千万~数億のキャッシュが手に入ったらビビッて一括投資できないかもしれませんが、少なくとも心構えとしてはそう思ってます(笑)

 

話を最初に戻しますが、ドルコスト平均法に対する批判というのは、そのほとんどが積立投資そのものを否定していません。

ピンポイントにいえば今回でいう①の人に対する批判であり、大多数を占めるであろう②の人には関係ない話であると思います。

逆説的に言えば、ドルコスト平均法否定論者がドルコスト平均法で積立してもおかしくはありませんし、それは形を変えた一括投資に過ぎません(毎月の給料から入金してれば必然的にそれっぽくなる)

なのでドルコスト平均法に対する批判=積立投資に対する批判になるとは限らない…という視点で眺めてみるとまた違った世界が見えるかもしれませんね(適当)

 

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つみたてない次郎

 

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