つみ次郎6種を損切り&つみたてNISAに15万円ぶちこみ

つみたて次郎です。

突然ですが、2017年分の一般NISA口座にて保有していたつみたて次郎6種を損切りしましたので報告します。

具体的には下記6銘柄のことです。

購入時の円建て取得価格は売買手数料や為替を考慮すると合計で約175,000円でした。

売却時の円建て評価額+配当金を考慮すると合計で約144,000円として戻ってきました。

円建て換算で約17.5%のマイナス、諭吉3枚を失うという悲しい結末を迎えました…。

世界よ、これが株式投資だ(涙)

一般NISAで保有している資産を含み損の時にわざわざ手放したので、長期的にはかなりもったいないことをしてしまいました。

本来であれば含み益の時に売却するか、非課税期間終了までホールドすることが好ましいです。

今回売却した理由の1つは、もともと上記6種については現時点でそれほど思い入れがないこと、ポートフォリオを整理するにあたって、中途半端な投資額になっている金融商品をいったん整理してしまいたいと考えたからです。

つみたて次郎6種は2017年分の一般NISAで保有していますので、非課税期間終了は2021年末までと4年近くも先の話になってしまいます。

その間ずっと保有しているのはちょっと嫌だったので、非課税メリットを捨てるのは惜しいですがやむを得ません。

 

 

そしてもう1つの理由は、つい先日まで誤解していたつみたてNISAの制度設計が関係しています。

参考記事…楽天証券でもつみたてNISAの年初一括投資が可能でした

つみたて次郎は現在楽天証券でつみたてNISAを利用していますが、まだ2019年度分の枠が残っています。(というか残っているのが普通)

元々つみたて次郎6種の売却は検討していましたが、ちょうどその資金をうまく活用できる投資先が見つかりましたので、無念の損切りを決心した次第でございます。

本来つみたてNISAは積立投資しかできませんが、ボーナス設定を利用することで年初一括投資が可能です。

参考記事…つみたてNISAで一括投資という裏ワザ

それをさらに応用すると、自由自在にスポット購入することもできます。

出典「楽天証券」

つみ次郎6種の損切りで約144,000円が手に入ったので、区切り良く150,000円を1月中に投下することにしました。

(投資先として)選ばれたのは楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)でした。

画面だと少し分かりづらいですが、初回買付日である1月9日に積立されるのは100円+149,900円なのでピッタリ15万円となります。

これで疑似的なスポット購入を行うことができました。

このままだと2月以降に100円ずつ積立されるので、必要ない場合は積立を確認後解除する必要があります。

 

余談ですが、少なくとも楽天証券の場合、つみたてNISAで通常積立可能な月額上限は「残りの投資可能額÷残りの積立可能月数」で決められていると推測されます。

上記画像の場合、2019年分における毎月積立上限額は基本の33,333円ではなく30,555円となっています。

つみたて次郎は2018年12月下旬にフライングで1ヵ月分積立を行っていますので、それが関係しているようです。

参考記事…【楽天証券】2019年1月分つみたてNISAの積立設定を行いました

残り投資可能額は400,000円-33,333円=366,667円だけど、投資可能月数は1月~12月と12ヶ月あるので

366,667 ÷ 12 = 30,555円

という計算になります。

ちなみに上記のボーナス設定直後に再度積立設定を行おうとしたところ、次のような金額になっていました。

出典「楽天証券」

毎月の積立可能額が19,597円まで減っていました。

ボーナス設定で先に枠を埋めようとすると、後から積立設定するときに積立可能額が減ってしまうことを意味します。

積立設定の金額や設定(解除)の順番で大きく結果が違ってきそうなので、通常の毎月積立と並行して裏ワザを利用する場合は慎重にどうぞ。

つみたて次郎は2019年分のつみたてNISAについては、毎月手動でボーナス設定?することにしました。

その都度設定→解除するのは面倒ですが、個別株やETFの買付に比べれば全然マシな作業量です(笑)

むしろ月2回の作業を許容できるのであれば、投資額を毎月調整できるので通常の積立より自由度は高いです。

ただしボーナス設定は楽天カード決済では不可能なので、1%のポイント還元は諦めることになります(泣)

参考記事…楽天カードで投信の積立が可能に!ポイント還元1%分もしっかり再投資可能!

 

つみ次郎の2019年におけるつみたてNISA枠は残り216,617円なので、毎月7万円ちょいずつ埋めていければ3ヶ月で終わる計算です。

なので2月~4月で全部埋めることを当面の目標にします。

埋め終わった後は本来つみたてNISAで積立するはずだった毎月33,333円の資金を特定口座で積立(もちろん楽天カード決済)する流れになります。

年始早々かなり予定が変わってしまいましたが、投資方針自体はブレていないので大目に見てください(笑)

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 株ブログ つみたてNISAへにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
ブログ村ランキング

さらばつみ次郎6種

つみ次郎6種を損切り&つみたてNISAに15万円ぶちこみ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    はじめまして。
    いつも勉強させて貰ってます。
    初心者質問で申し訳無いのですが、何故ボーナス設定をされたのですか?
    毎月33,000円程を積み立てていけば、ポイントも貰えますよね。
    今が底辺りだと考えていらっしゃるからでしょうか?

  2. しろう より:

    いつも役に立つ記事をありがとうございます。
    拝読するにつれ知識の深さと広さに驚いてます。
    そこで、おすすめの経済の歴史や理論を学べる本をご存知ありませんでしょうか?池上彰さんとか教科書とかは何か全然ピンときません。
    ぜひ、教えて下さい!

  3. つみたて次郎 より:

    >>匿名様

    どうもはじめまして。いつもありがとうございます。
    ボーナス設定した理由は単に「早いタイミングで投資するほど期待値が高い」と考えているだけで、相場は全く読んでいません。
    ポイントよりも非課税口座で得られる節税メリットの期待値を優先したということになります。
    いずれにせよ、2019年内のつみたてNISAを早めに埋めようが毎月定額で埋めようが長期的に大きな差はありませんので、なんとなく早めに埋めてスッキリしたいという心理的な部分も多少あります(笑)

  4. つみたて次郎 より:

    >>しろう様

    応援ありがとうございます。
    経済関係だと「経済は世界史から学べ! 」という本が良かったです。
    経済と歴史をリンクしながら解説してあるので、とても理解しやすいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください