【朗報?】テスラ(TSLA)がS&P500指数に採用されて爆上げ
つみたて次郎です。
みんな大好きテスラ(TLSA)がようやくS&P500指数に採用されたようですね。
外部リンク…米テスラ、S&P500に採用 指数連動型ファンドが大量買いへ
12月21日の取引開始前に組み込まれる予定のようですが、時価総額の大きさを考慮して2回に分けて組み込む案も出ているようです。
TSLAのS&P500指数採用については以前から囁かれていましたが、やっとその念願が果たされた状況と言えます。
参考記事…【悲報】テスラ(TSLA)のS&P500採用見送り
この発表を受け、株価は前日比+8.21%と爆上げしています。
S&P500指数に採用されると株価が上がるのはよく見かける光景ですが、TSLAほどの大型株でも同じようなことが起きるのは興味深いですね(白目)
S&P500のアクティブ感が解消
一般的にS&P500はインデックス指数の代名詞的な存在であり、米国株式市場を幅広くカバーしていると認識されています。
ざっくり言えば米国株時価総額上位500銘柄といっても差し支えないですが、厳密には細かいルールが定められています。
参考記事…S&P500指数に採用されるための条件
そしてTSLA採用の有無については、この細かいルールが大きな意味を持っていました。
S&P500に採用されていない米国株としては、TSLAは頭3つ抜ける♂ほどの大型株であり、S&P500における数少ないアクティブ要素でした。
仮に現時点でS&P500に採用された場合、構成比率10位~20位ほどに食い込む♂ポジションとなっています。
どれほどTSLAが大きいかについては、以下の画像を見ていただければ分かりやすいと思います。
出典「etfrc.com」
これは、VTI(米株全域)とVOO(S&P500)の重複銘柄と構成比率を現したもので、S&P500指数に採用されていない時価総額上位銘柄と一致しています。
圧倒的TSLAのデカさ♂が際立ちます。
TSLA採用で一段落ついた感じはありますが、それに続くZMやSQといったアツい!銘柄も現時点では採用されていないため、このあたりを取りこぼすのがどうしても嫌な人はS&P500指数連動ファンド以外の選択肢から選んだ方が精神衛生上もよさそうですね。
複雑な心境
つみ次郎もeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をしこたま保有していますので無縁ではありません。
まぁ個人的にはTSLA自体が嫌いですし、これほどの大型株が採用される云々で株価や指数に歪みが生じるのは全く歓迎できません(辛辣)
そもそもこれは世界中の投資家がS&P500指数を中心に見ているから起こりうる問題です。
S&P500がドマイナーな指数であれば、これほど注目を浴びることはありませんし、インデックスファンドからの買いが殺到することもありません。
例えばCRSP USトータルマーケット・インデックス指数(VTIの連動指数)が投資家のベンチマークとして広く用いられる世界線が存在するなら、S&P500指数への採用なんて大した意味を持ちません。
日経平均やNYダウみたいなもんです(白目)
スケールメリットという意味ではメジャー指数に連動するファンドの方が有利ですが、こうした銘柄入替時の挙動についてはマイナー指数に連動するファンドの方が有利かもしれません(適当)
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