サンタとコカコーラと株式投資
つみたて次郎です。
本日は「クリスマス・イブ」です。
さて、クリスマスといえばサンタさんからプレゼントがもらえる日ですが、皆さんは良い子にしていたでしょうか?
つみたて次郎は一足早く楽天VYMというプレゼントをもらっております(笑)
それはさておき、サンタクロースというと、赤い衣装を着たふとったおじさんというイメージがあります。
ですが、もともとサンタクロースに赤というイメージはあまりありませんでした。それが定着したのは、1931年にあのザ・コカコーラ・カンパニー(KO)が広告として採用したからという説が有力です。
つまり、サンタの衣装が赤で定着しているのは、コカ・コーラのイメージ戦略による部分が大きいのです。
クリスマスは一般的に、イエス・キリストの誕生を祝う日とされており、宗教的な意味合いが大きいです。もともとサンタ=赤という解釈はあったようですが、昔のサンタの絵は赤以外の衣装をまとったものも多くあったようです。
いずれにせよ、コカ・コーラの広告塔になったことでサンタ=赤というイメージがついたのは間違いないでしょう。
日本はキリスト国家ではありませんが、クリスマスはごく一般的なイベントとして定着しています。
他に海外から輸入されたイベントとしては、バレンタインデーやジューンブライドなども定着しつつありますが、いずれも企業や業界のイメージ戦略という側面が大きいです。
参考記事「11月29日はいい肉の日」
捻くれた解釈をすれば、世の中のイベントや常識の多くは、資本主義の道具にすぎないのです。
私は現在米国配当貴族とNYダウの投資信託を保有しており、間接的にコカ・コーラ(KO)の株を保有しています。
つまり、つみたて次郎はコカ・コーラの株主ということです。
米国株クラスタの方は、自分が保有している企業のサービスを利用して、株主としての優越感に浸る方が多くいます。
自分が買ったコーラの売上が巡り巡って、自分の懐に帰ってくることを考えると、胸が熱くなるのも理解できる部分はあります。
ですが、コカ・コーラの株を持っている人は、いかにコカ・コーラ(本社)がボロ儲けしているかを知っているはずです。
つみたて次郎は貧乏人なので、むしろこの事実を知ってしまうとコカ・コーラを買う気が失せてしまいます
どれだけ世界中で知名度があろうと、CMをバンバン打とうと、イベントのスポンサーになろうと、コーラがおいしくなるわけではありません。
日本でコーラといえばほぼコカ・コーラとペプシコーラのみが定着していますが、プライベートブランド(PB)等を含めるとかなりの種類があります(トッ〇バリュとか)
コーラの値段がほぼブランド代であることを考えれば、よりおいしくて安いコーラも存在するだろうと考えました。
そこで、あらゆるメーカーのコーラを買い集め、「コーラ総選挙」を実施したこともありました(笑)
つみたて次郎が出した結論は次の通りです。
コカ・コーラ最強(笑)
基本的につみたて次郎は、最大手のブランド商品みたいなものは極力避けるように努力しています。
参考記事「高物買いの銭失い」
妥協できるノーブランド品を見つけることで、節約に励んでいます。
ですが、コーラだけは他に代用できる商品を見つけることができませんでした。
悔しいですが、コカ・コーラは別格のおいしさであることを痛感させられました。
これはコーラに限りませんが、食品・飲料・酒・タバコなど味覚や本能に訴える商品を扱う企業は、ちょっとした違いでも消費者が敏感に反応するので、結果的にロングセラー商品が固定されていくことになります。
そういった意味で、生活必需品セクターが過去高いリターンをもたらしたのも、案外必然だったのかもしれませんね。
貧乏人つみたて次郎さえも屈服してしまうコカ・コーラ(KO)は、これからも不屈の超優良企業として君臨することでしょう(ただし今後のリターンは別問題)
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コカ・コーラ最強