高物買いの銭失い
シーゲル二郎です。
ことわざに、「安物買いの銭失い」というようなものがあります。
値段が安いものは、内容が粗悪で使えなかったり、修理などでかえって高くつくという意味です。
「安かろう悪かろう」も同じような意味ですね。
ですが、これらのことわざはシーゲル二郎はあまり好きではありません。シーゲル二郎は貧乏人なので、できるだけ安く商品を買おうとして、失敗することはよくあります。
ですが、安物を避けたことによって発生する損失もあります。
人間というのは欲深い生き物で、本来必要とされる以上のスペックを要求してしまうことがあります。例えば家具やパソコンなんかは、必要以上のスペックを求めて迷走する人が多いような気がします。(関係者の方ごめんなさい)
極端に安いものを避けるのはもちろんですが、ある程度失敗が許されるような消耗品とか買い回り品であれば、積極的に激安商品に挑戦してみることが節約につながると思います。
安物を買うと結果無駄金になるリスクもありますが、だからといってそこそこのブランド品ばかり買っていると、「本来もっと安い商品で満足できるのに割高な商品を買い続ける」という大きな損失になってしまうケースもあります。
「取るに足りる」ではありませんが、普段使っているモノが過剰スペックでないかを一度見直してみてはいかがでしょうか?
ただし、住宅や自動車といった高額な商品であれば、失敗できない分妥協するのは難しいかもしれません。
ですが、普段の消耗品とかであれば、積極的に激安商品を買って失敗してみるのもいいかもしれません。
自分が納得できる激安商品が見つかれば、その後継続して節約することが可能ですからね。
ちなみにシーゲル二郎がいままでの20年間で学んだ、安物買いの銭失いとその反対(高物買いの銭失い)は次の通りです。
安物買いの銭失い | 高物買いの銭失い |
サランラップ | アルミホイル |
コーヒー | ココア |
梅干し | キムチ |
食器用洗剤 | 洗濯用洗剤 |
いずれも激安品に挑戦したからこそ、自分が必要とするギリギリのラインを見つけることができた商品群です。
左側の商品は、激安品を買うと悲しいことになります。逆に右側の商品は値段差による品質差が少なく、むしろ激安品のほうが品質も良かったりすることもあります。
これはあくまでシーゲル二郎の基準なので人の数だけラインの数もありますが、なんでもブランド至上主義になっている人は、一度自分にとってオーバースペックでないか考えてみたほうがいいかもしれません。
そもそも米国株に投資している人は、コカ・コーラやP&Gがいかにボロ儲けしているのかを理解しており、そのブランド代のほとんどが宣伝広告費であることも知っているはずです。
であれば、ブランド力の高い消費者独占企業の株式を保有して株主となり、消費者としてはできるだけお世話にならないようにするのが、経済的合理性のある行動といえるのではないでしょうか?
多くの米国株ブロガーとは逆の考えですが、米国企業に投資しているからこそブランド企業の商品をできるだけ避け、ノーブランドの激安品を買いあさるような消費者になってしまいました。
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ブランドは貧乏人の敵