楽天とウォルマートが提携するらしい
つみたて次郎です。
楽天バンガードで有名?な楽天グループと、アメリカ小売業の巨人ウォルマート(WMT)がタッグを組むことが発表されました。
楽天については説明不要かと思いますが、楽天市場、楽天カード、楽天銀行等、幅広い事業を展開するIT企業です。
投資クラスタ目線で見ると、楽天VYMなどを筆頭とする「楽天・バンガード・ファンド」にお世話になっている人が多いかと思います。
それに対し、ウォルマートは米国どころか世界を代表する超大型スーパーマーケットチェーンであり、日本でいうイオンのような存在です。
出典「ビジネス+IT」
とりあえずこれを張っておきます。16位のイオンと19位のセブン&アイが霞んで見えます。
つい最近社名を「ウォルマート・ストアーズ」から「ウォルマート」に変更しており、実店舗以外のネット販売にも力を入れている状況です。
NYダウ銘柄かつ米国配当貴族指数銘柄でもあり、長期投資家にも人気が高い米国企業です。
今回の提携では、次のような戦略を掲げているようです。
楽天側としては、ウォルマートと共同で、ネットスーパーのジャンルを開拓していきたいようです。
ネットスーパーは、その名の通り生鮮食品や消耗品などの日用品をネットで購入できるサービスです。
日本では、「イオンネットスーパー」「イトーヨーカドーネットスーパー」そして「西友ネットスーパー」が有名です。
実は西友はウォルマートの子会社となっており、ウォルマートの日本部門=西友ともいえる状況になっています。
個人的な話ですが、つみたて次郎も西友のネットスーパー(SEIYUドットコム)にはいつもお世話になっています。購入金額が5,000円以上だと送料無料で、特に重たいものを買うときには重宝しています。
PB商品である「みなさまのお墨付き」や「きほんのき」が安くて品質もそこそこなので、ネットスーパーはほぼ西友のみ利用しています。
さっそくネットスーパー上にも提携に関するお知らせが載っていました。
外部リンク「西友ネットスーパー(SEIYUドットコム)」
そんな西友ですが、楽天と共同で新会社を立ち上げるようです。新しいネットスーパーを今年7月にスタートする予定のようなので、既存の西友ネットスーパーとの兼ね合いもリアルに気になっています。
とりあえずユーザーインターフェースだけは楽天に合わせないようにして欲しいですね(笑)
それに対しウォルマート側は、楽天が開発した電子辞書「楽天kobo」を独占販売することが決定しました。
最強のライバル、アマゾン(AMZN)が販売する電子辞書「Kindle」の対抗勢力になれるのでしょうか?
嫌な予感しかしない…
今回のニュースは、楽天にとってはそこそこ重大だとしても、ウォルマート的にはたいした内容ではないような気がします(元々の図体がデカいから)
楽天やウォルマートの株価にどう影響するかは知りませんが、そんなことよりも西友ネットスーパーの行方が気になって仕方がないニュースでした(笑)
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