【悲報】楽天バンガード、新商品の気配なし

つみたて次郎です。

去年からシリーズがスタートし、つみたてNISAを中心に絶大な支持を集めている「楽天・バンガード」シリーズですが、現在4種類のラインナップがあります。

 

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
→FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
→CRSP USトータル・マーケット・インデックス

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
→FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
→ FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス

 

それぞれバンガード社のETFをただ買い付けるだけであり、事実上バンガードの国内販売部門になる…と思われていましたが、米国バンガードが直接上陸するという噂もあり、今後も動きがありそうです。

参考記事「米バンガードがファンド直販を検討中らしい

とはいえ、現時点で有力な国内産投資信託であることには変わりなく、楽天VTIはつみたて次郎も今年から主力として積立中です。

総資産額も順調に増えており、各自データをまとめると次の通りです。(2018/5/2現在)

積立NISA採用 iDECO採用 設定年月日 総資産額
楽天VT 2017/9/29 70億円
楽天VTI 2017/9/29 104億円
楽天VWO × × 2017/11/17 6億円
楽天VYM × × 2018/1/10 9億円

 

楽天バンガードシリーズは、特につみたてNISAやiDECOを強く意識していないようで、あくまで低コストな投資信託としての立ち位置をキープしたいような感じです。

しかし、投資信託にとって、つみたてNISA及びiDECOで投資可能かどうかは非常に大きな分岐点ですので、個人的には採用してもらえると嬉しいです。

楽天VYMが採用されたら泣いて宣伝させていただきます

そして今回注目してほしいのは、最後に登場した楽天VYMの設定年月日です。

販売開始は今年の1月からで、今は5月になりましたので、4ヶ月も新商品が登場していないということになります…。

新商品が出ていないこと自体は別におかしいことではありません。

元々日本の投資信託は、流行を追いかけて乱立しまくっていたという黒歴史がありますので、少数精鋭のラインナップでアピールして行くという戦略であれば評価する人も多いでしょう。

しかし、ラインナップがあまりに中途半端な気がしています。

最後に登場した楽天VYMは、バンガード・米国高配当株式(VYM)というETFをひたすら買い付けるだけの商品です。

VYMは、米国の高配当な株式にまとめて投資できる海外ETFです。

決してマイナーではありませんが、かといって超メジャーというほどの存在感ではありません。

一言で言えば、

 

 

なんでVYMを単独で出したの?

 

 

ということです。

VYMには、事実上対になっているバンガード・米国増配株式(VIG)という商品があります。

VYMが高配当ならVIGは連続増配で、少なくとも日本では人気があり、それぞれ配当に注目したETF同士ということもありよく比較されています。

個人的にはコンビのような組み合わせだと思っていたので、楽天VYMだけ販売されて、楽天VIGが販売されていないという現状には非常にモヤモヤしています。

もしこの状況が逆だとしたら、VYMを崇拝しているつみたて次郎は祟り神になって楽天投信投資顧問㈱の社長室に全裸で殴り込みをかけていたかもしれません(某ブロガーのパクリ)

半年近くも放置されている以上、わざわざ楽天VYMの対として楽天VIGを販売する可能性は極めて低いと思われます。

しかし、つみたて次郎は楽天VYMについての予想を盛大に外していますので、フラグが立ったかもしれません(笑)

結局のところ、新商品を投入せず既存の4本で売り込んでいくにしても、新しく新商品を追加していくにしても、シリーズ全体として中途半端な印象にしかならないのが大問題です。

もしかしたらば、シリーズとしての楽天バンガードは早くも下り坂に投入してしまったのかもしれません…頑張れ楽天!

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楽天バンガード次郎

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