楽天・バンガード・ファンド3月分レポート(プラス乖離祭り)
つみたて次郎です。
毎月恒例の「楽天・バンガード・ファンド」月次レポートまとめです。今回は不穏なサブタイトルがついています(笑)
先月に引き続き、下記4商品の動向を確認します。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
→FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
→CRSP USトータル・マーケット・インデックス
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
→FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
→ FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
愛しの楽天VYMは3回目のレポートになります。
3月における各ベンチマークとファンドのリターンは次の通りでした。
略名 | ファンド | ベンチマーク | 指数との乖離 |
楽天VT | -3.5% | -4.0% | +0.5% |
楽天VTI | -4.1% | -4.1% | 0% |
楽天VWO | -2.6% | -4.7% | +2.1% |
楽天VYM | -4.6% | -4.4% | -0.2% |
なんということでしょう。
VTとVWOで、大幅なプラス乖離が発生しています。VTの+0.5%はまだ分かりますが、VWOの+2.1%は凄まじいの一言です。
米国株オンリーの楽天VTIは相変わらずの優等生で、楽天VYMもそこそこのブレ幅で落ち着いています。
ファンド・オブ・ETFの場合、投資元ETFのブレも上乗せされるので、米国外の株式だとブレやすいのかもしれません。
過去の乖離幅を一覧にまとめてみます。
略名 | 10月乖離 | 11月乖離 | 12月乖離 | 1月乖離 | 2月乖離 | 3月乖離 |
楽天VT | -0.8% | -0.2% | 0% | -0.2% | -0.1% | +0.5% |
楽天VTI | -0.5% | 0% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | 0% |
楽天VWO | (未発売) | -1.3% | +0.6% | -0.2% | -0.9% | +2.1% |
楽天VYM | (未発売) | (未発売) | (未発売) | -0.9% | 0% | -0.2% |
こうして並べてみると、楽天VTIの安定感が素晴らしいです。つみたて次郎も積立中ですので、ホルダーとしては安心できます。
その一方、楽天VWOの乖離はかなり心配です。新興国株自体の変動が大きいことや、100%米国外株式というのが影響しているのでしょうか?
いずれにせよ、1年後の管理費用判明までは注意深く見守っていきたいですね。
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