雇用統計壊れない~♂

つみたて次郎です。

2020年4月分の米雇用統計では、非農業部門雇用者変化数が-2050万人という歴史的な数値を叩き出しました。

参考記事…雇用統計壊れる~♂

そして5月分においても-800万人という予想が発表されており、先行きは非常に暗いように思えました(フラグ)

そして昨日、雇用統計の結果が発表されました。数値は以下の通りです。

 

予想 結果
非農業部門
雇用者変化
-800万人 +250.9万人
失業率 19.8% 13.3%
平均時給
(前月比)
+1.0% -1.0%
平均時給
(前年比)
+8.5% +6.7%
※ADP雇用統計
(参考値として)
-900万人 -276万人

 

-800万人予想からの+250.9万人という、スーパーウルトラ超サプライズとなります(笑)

前回の記事でも触れましたが、リーマンショックど真ん中だった2008年3月の結果は-80万人でしたので、文字通り桁違いで上下に動いていることになります。

 

株価爆上げしてて草

雇用統計の発表を受け、NYダウ指数前日比+3.15%と大幅に上昇しました。

 

 

まぁ予想よりも結果が良かったわけですから、株価が上昇するのは教科書通りの動きではあります。

それでも、歴史的なサプライズに対する反応としてはちょっとマグロな感じもします(不満)

ただ、マイナス材料にはほとんど反応せず、プラス材料には軒並み反応しまくっている状況ですので、素直に喜べない感もありますね…(フラグ)

前回(予想-2200万人で結果-2050万人)も直後の株価は上昇しましたからね(白目)

参考記事…雇用統計壊れる~♂

さらに、NASDAQ総合指数に関しては過去最高値まであとわずかという水準にまで回復しています。

 

 

NASDAQ総合指数には、GAFAMを筆頭とするグロース株が多く含まれています。

そして景気後退期においてグロース株というのは、下落が大きく回復も遅いというのが従来のセオリーとなっていましたが、リーマンショック以降はもはや役に立たない文言となっています。

余談ですが、一連の流れで航空株も上昇しており、先日航空株を軒並み売り払ったバフェット氏に対してトランプ大統領がこんなコメントも出しています。

外部リンク…バフェット氏の航空株売却は「判断ミス」=トランプ氏

果たしてバフェット氏の売却は正しかったのか?それともトランプ大統領の言う通りそれは間違いだったのか?

個人的には、バフェット氏の魅力は暴落時の果敢な買いにあると思っているので、仮に航空株が今後下がり続けたとしても消極的な正解的な感じがしてちょっと嫌ですね…(笑)

 

2番底はくるのかい?こないのかい?

多くの投資家が気になっているのは、なんといっても2番底はもう来ないのか?という一点につきるでしょう。

未曽有のコロナショックをものともせず、株式市場は急激な回復を遂げていますが、経済の先行きも怪しいのに株価だけが〇ンピン♂している状況です。

もちろん2番底がくるかどうかは誰にも分かりませんが、2番底待ち勢に勝利宣言するにはまだ時期尚早ではないかと思います(フラグ)

ただ、そもそも底値は拾わないというのがつみ次郎のスタンスですので、仮に2番底がくる(こない)予兆があったとしてもやることは変わりません。

せいぜい、2番底のタイミングで仕事がクビにならないように祈るだけです(笑)

平時の穏やかな相場では売買する場面が少なく、有事の荒れ狂う相場では売買するタイミングがシビア…そんなストレスから解放されませんか?(ガチホ教のすゝめ)

あとはちょっと上記のスタンスから外れますが、NYダウ・レバレッジ・トリプルの買付を継続するかはちょっと考え直したいです(笑)

 

 

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トランプ次郎

 

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