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つみたて次郎です。

先日Smart-i TOPIXインデックスの信託報酬引き下げが行われ単独最安値に躍り出ましたが、eMAXIS Slimシリーズが追随して引き下げを発表しました。

外部リンク…業界最低水準の運用コストをめざす『ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ（イーマクシス スリム）』
信託報酬率の引き下げを実施 

2019年2月15日より以下の様に信託報酬が変更されます。

ファンド名	変更前	変更後
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)	0.17172％	0.1674％
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)	0.17172％	0.1674％

 

これによりTOPIXはSmart-iと並び、同率で信託報酬最安値になります。

日経平均については＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ・日経平均インデックスファンドと同率最安値でしたが、単独最安値になります。

「業界最低水準の運用コストをめざす」というキャッチコピーに恥じない追随を見せてくれました。

 

 

信託報酬を同率まで引き下げするのは誰もが予想していることなので特に驚きませんが、つみ次郎としては引き下げ発表まで結構時間がかかったなという印象です。

Smart-i TOPIXインデックスの信託報酬引き下げが発表されたのは1月15日で、今回の発表は1月23日なので8日間(6営業日)経過していることになります。

これまでのeMAXIS Slim引き下げの歴史を辿ると、さらに短い営業日でタイムリーな引き下げが発表されています。

 

2017年11月17日SBI新興国株の設定が発表
→2017年11月22日対抗引き下げ(3営業日)

2017年12月26日SBI先進国株の設定が発表
→2017年12月29日対抗引き下げ(3営業日)

2018年6月29日ニッセイが諸々引き下げ
→2018年7月3日対抗引き下げ(2営業日)

 

ファンド保有者もドン引きするほどの容赦ない追随を見せており、eMAXIS Slimを抱える三菱UFJ国際投信㈱の本気度度が伺えます。

これらと比較すると、今回は6営業日後と若干遅れての発表になりました。

上記3つのインパクトが強すぎるので感覚がマヒしていますが、6営業日でも十分…どころか業界最速クラスのスピード発表です。

信託報酬というのはいわば投資信託の売値のようなものですから、迅速に引き下げを発表できる環境が整っているのは頼もしいですね。

 

ここからはつみ次郎の主観が入りますが、もしかしたら三菱UFJ国際投信㈱はニッセイアセットマネジメント㈱の引き下げ発表を待っていたのかもしれません。

ニッセイが抱える＜購入・換金手数料なし＞はeMAXIS slimと並ぶ2大双璧といえるファンドですが、最近の流れだとニッセイが最安値になる→Slimが追随して同率にというのがお決まりパターンになっています。

同率で横並びになるのであれば最後に発表したほうが横綱相撲感がありますし、ニッセイがSmart-iよりも低い信託報酬で勝負してくる可能性もあり得ます。

どちらにせよニッセイの出方を見てから発表する方がeMAXIS Slimのブランドイメージにあっているような気がします。

しかしニッセイが最安値に追随するかは確実ではありませんし、発表が遅すぎてしまえばファンド保有者を心配させることになってしまいます。

ニッセイより後に発表したいが遅すぎるのは避けたい…そんな思惑が三菱UFJ国際投信にあったのではないかと予想するのは考えすぎでしょうか？

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Slim次郎(ぽっちゃり)

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