Smart-i TOPIXインデックスの信託報酬が0.1674%に引き下げ!eMAXIS SlimとニッセイとiFreeを抜いて単独最安値に!

つみたて次郎です。

Smart-iインデックスファンドシリーズを運用するりそなアセットマネジメント㈱より、一部投資信託の信託報酬費下げが発表されました。

外部リンク…Smart-iインデックスファンドシリーズの3ファンドを対象とした運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ

具体的には2019年2月26日より、下記3ファンドの信託報酬が変更になります。

ファンド名 変更前 変更後
Smart-i TOPIXインデックス 0.1836% 0.1674%
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし) 0.2052% 0.1836%
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 0.2052% 0.1836%

 

今回の引き下げにより、いずれもジャンル別で信託報酬最安値になっています。

先進国債券(為替ヘッジなし)についてはeMAXIS Slim・<購入・換金手数料なし>ニッセイ・iFreeと並び信託報酬最安値になりました。(いずれも0.1836%)

先進国債券(為替ヘッジあり)については元々最安値でしたが、今回の引き下げで2位のたわらノーロード(信託報酬0.216%)との差を広げたことになります。

そして今回注目したいのが、eMAXIS Slim・<購入・換金手数料なし>ニッセイ・iFreeの最安値ラインを超えて引き下げが行われたSmart-i TOPIXインデックスです。

 

 

TOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドで信託報酬が最安値だった3種と並べてみます。

ファンド名 信託報酬 引下発表日 資産額※
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.17172% 2017/10/6 約205億円
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.17172% 2017/11/7 約62億円
iFree TOPIXインデックス 0.17172% 2018/11/15 約8億円
Smart-i TOPIXインデックス 0.1674% 2019/1/14 約2億円

※2019年1月11日現在。

いずれもつみたてNISAの対象商品になっていますが、ニッセイとSlimについては制度が始まる2018年が始まる前に信託報酬の引き下げが行われています。

TOPIXに限らずほとんどのジャンルでニッセイとSlimの2強状態が続いていましたが、突如現れたiFreeの登場により3強になっていました。

参考記事…iFreeのTOPIXと日経平均が信託報酬0.17172%に引き下げ

なので今回Smart‐iが単独最安値になる水準まで下げてきたのは大きな意味を持っています。

2018年になってから信託報酬引き下げ合戦はしばらく落ち着いていましたが、再び面白い展開になってきました。

Smart‐iシリーズ全体としては純資産総額があまり順調に増えておらず、インデックスファンドとしては不人気でしたが、今回の引き下げを機に巻き返しを図ろうとしているのかもしれません。

姉妹サイト…つみたてNISAの対象商品(つみたてNISAとは?)

ただし、いつもの流れであればニッセイとSlimは追随して引き下げを発表する可能性が非常に高いので、結局元の力関係に戻るような予感はします。

個人的にはそうなった時にiFreeも追随するかどうかがとても気になりますね(笑)

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Smart-i次郎

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