バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)分析

シーゲル二郎です。

今回は、バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)を分析していきます。

日本で一番有名な(だった)ETFです。

 

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (2017/3/31現在)

 

項目 データ
信託報酬 0.11%
銘柄数 7,774
PER 22.4倍
PBR 2.2倍
ROE 15.1%
利益成長率 7.0%
売買回転率 14.8%
標準偏差 10.55%

 

このバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(以下VT)は、「投信ブロガーが選ぶFund of she Year 20●●」というAKBの総選挙みたいなランキングで一時トップを独走しており、現在でも高い評価を受けています。

一時期はVTこそ最強であるみたいな宗教も生まれました。

このVTはいったい何に投資するETFかというと、「人類すべて」です。いきなり宗教感がでてしまいましたが、事実なのでしょうがありません。

具体的には、世界中に上場しているあらゆる国に、あらゆる業種の株式をほぼすべて投資をすることになります。そのため、世界中の浮動株時価総額基準で99.5%をカバーしているといわれています。

ちなみに米国株が半分以上を占めており、いかに幅を利かしているかが分かります。

現在の金融理論で最も最適だとされているのは、時価総額基準の全世界株式インデックスに投資をすることなので、このVTたった1本で投資が終了してしまうということになります。

よく考えたらとんでもないことです。投資家は通常、複数の金融商品を組み合わせて資産運用しますが、このVTの場合は、これ一本で済ませてしまっても問題ないです。名実ともに「全部入りこれ一本」です。

「VTをメインに他のETFを足してカスタマイズしましょう」なんて緩いアドバイスがありますが、ない頭を絞って余計なことをするより、このVTだけをずっと保有しているだけのほうが、高いリターンを生み出せる可能性は高いです。

このVTのリターンは、「世界中のあらゆる株式投資家の平均」を常に叩き出すので、どう頑張っても無様な結果にはなりません。このVTへの長期投資で損をすることは、これまでの数百年ではありえませんでした。

また、売買手数料や税金の関係で、このVTに勝てる投資家は、世界中でたった一握りであるといっても過言ではありません。これは、バフェット氏からシーゲル二郎までのあらゆる実力の投資家すべてを含め手の話です。

そのため、今後も株式市場が問題なく成長していくと思うなら、絶対に投資を検討すべき金融商品です。

 

ETFで投資をする上では、運用先に支払う信託報酬が重要です。このVTは、0.11%と非常に低いです。VTは2008年に設定されたばかりですが、当初は確か0.25%くらいだった気がします。たった10%年で半額以下に手数料が下がっており、驚くことに今後も下がる可能性すらあります。

手数料から考えても、死角のない超優良ETFです。すべてのETFは、このVTを基準に考えるべきといっても過言ではありません。

繰り返しになりますが、世界中すべての投資家、世界中すべてのETFや投資信託の半分以上は、このVTのリターンを超えることはできませんので、自信がない謙虚な投資家ほどこのVTは魅力的な商品になりますよ。

株式会社「地球」への投資であれば、株式市場そのものがなくならない限り倒産もありえません。

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