Smart-i 国内債券インデックスが信託報酬0.1296%に引き下げ!

つみたて次郎です。

Smart‐iシリーズを運用しているりそなアセットマネジメント㈱より、国内債券インデックスについてニュースがありました。

外部リンク…Smart‐i国内債券インデックス 運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ

2019年3月26日より、下記のように引き下げられます。

ファンド名 変更前 変更後
Smart-i 国内債券インデックス 0.1512% 0.1296%

 

国内債券についてはDC用を除けばeMAXIS Slim 国内債券インデックス及び<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド0.15012%が同率最安値となっていましたが、今回の引き下げによりSmart‐iが単独最安値になりました。

Smart‐iシリーズの一部は先月も一部ファンドについて信託報酬引き下げを発表しています。

参考記事…Smart-i TOPIXインデックスの信託報酬が0.1674%に引き下げ!eMAXIS SlimとニッセイとiFreeを抜いて単独最安値に!

結果としてTOPIX・先進国債券(為替ヘッジなし)・先進国債券(為替ヘッジあり)・国内債券の4ジャンルで最安値(同率含む)に躍り出たことになります。

 

 

今回国内債券クラスの最安値が更新されましたが、現在日本の金利は非常に低く、ファンドの大部分を占める日本国債の将来性については不安が残る点もあります。

また、国内債券ファンドを「リスクの低い円建て資産」と割り切るのであれば、元本保証されている現金預金や個人向け国債で代用することも考えられます。

個人的に国内債券クラスは「バランスファンドに組み込まれている低リスク資産」くらいの認識しかなく、あえて単体でポートフォリオに組み合わせる必要があるか懐疑的です。

将来的にリスクを抑えたいときは、現金預金等で調整したいと考えています。

また、債券ファンド単体はつみたてNISA対象にならないので、その意味でも人気が出るようなジャンルではありません。

インデックスファンドは各ジャンル超低コスト化が進んでいるので、もはや信託報酬引き下げ自体は大きな意味を持っておらず、むしろ「ブランドイメージの向上」「最安値アピール」といった宣伝効果としての側面が強くなっているような気がします。

りそなAMはSmart‐iシリーズの引き下げを立て続けに行っており、間違いなく知名度は向上しているはずです。

最安値を更新すればつみ次郎のような投資ブロガーが記事として取り上げるのも、少なからず知名度向上に貢献していると思います(笑)

正直Smart-iシリーズは今まであまり注目していませんでしたが、この調子で引き下げを続けてくれるのであれば、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイに並ぶ日が来る可能性をどこかで期待してしまいますね。

やはり激戦区である先進国株式(為替ヘッジなし)クラスに踏み込めるかどうかがカギとなりそうです。

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Smart-i次郎

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