指標が役に立たないなら逆指標も役に立たない

つみたて次郎です。

逆指標」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

市場の動きと反対の合図を出す指標であり、投資家や機関に対しては皮肉として使うことができます。

世界レベルで伝説の逆指標になっているのが、米エコノミストであるデニス・ガートマン氏です。

数年間に渡り予想がことごとく裏目に出ているため、逆指標としてある意味人気を獲得している人物です。

冗談のようなこんな話題もありました。

外部リンク…ついに最強のETFが登場?(The financial pointer)

逆指標が継続して機能するのであれば、その逆のポジションを取っていれば大儲けできるということになります。

しかし最近に限ってはガートマン氏の予想も的中する場面もあり、残念ながら?逆指標としての信頼性は下がっているようです。

 

また、有名ブロガーであるイケダハヤト氏が逆指標として有名になりつつあります。

去年の10月に米国株暴落がありましたが、絶妙なタイミングで投稿を行っていました。

参考記事…【悲報】ハイテクを中心に米国株式市場が総崩れ

年始の超円高の時も神がかりな予想を見せています。

そんなイケハヤ氏ですが、先日のツイートがちょっとした話題になりました。

インデックス投資家の皆さんおめでとうございます(他人事)

これはきっと深く長い暴落への始まりになることでしょう…(予言)

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逆指標と自分のポジションが一致すると不安になりますが、あまり気にする必要はありません。

逆指標を考える前に、逆ではない「指標」について一度考えてみましょう。

本来「指標」という言葉は幅広い意味で使われますが、今回は「逆指標の反対語」として使います。

逆指標の反対…つまり人物や機関であれば「常に予想を当て続ける存在」となりますが、過去にうまくいった予想が未来も継続する保証はどこにもありません。

コツコツドカンという言葉もありますし、天才トレーダーが一発の退場で消えていくことも珍しくないのが相場の世界です。

バフェット氏だって予想を外しまくる世界なのですから、常に正しい指標など存在しません。

百発百中で予想することが不可能ですし、今まで逆指標だった人が突然予想を当て始めるかもしれません。

むしろ常に間違った方を選択できること自体にセンスを感じることもできますし、将来正しい指標として大化けしてしまう可能性?も十分考えられます。

いずれにせよ様々な意見やデータ…すなわち複数の指標を参考にポジションを考えていかなければなりません。

そもそもインデックス投資家は「予想する」という概念が希薄な人が多そうですし、つみ次郎も「短期的な指標なんて役に立たねぇ!」というスタンスですので、相場予想などに対してはかなり遠い立場から眺めています。

指標が役に立たないと思うなら逆指標も役に立たないということになります。

イケハヤ氏の記事やツイートを見て警戒する人もいるようですが、つみ次郎は単にオモシロ話題の1つだとしか思っていませんし、多くの人にとって取引を左右するような出来事ではないはずです。

「〇〇の反対をすれば儲かる」という発想は「〇〇と同じことをすれば儲かる」と同じ話です。

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