【悲報】ハイテクを中心に米国株式市場が総崩れ

つみたて次郎です。

一昨日10月10日、米国株式市場がちょっとした暴落を経験しました。

出典「finviz

全面真っ赤の地獄絵図状態です。特にハイテク銘柄の下げが大きく、特にネットフリックス(NFLX)は-8.38%の大暴落となっています。

長期金利の上昇が主な原因とされており、米国10年債の利回りは3.2%を超える水準になっています。

相対的に米国債の魅力が上がるため、株式が売られやすくなります。

 

出典「finviz

ETFの変動幅はこのようになっています。

ベア型ETFを除けばほぼ全面安となっていますが、地域別で見ると米国市場が一番ダメージを受けており、その中でもQQQなどのハイテク系ETFの下げ幅が大きいです。

SPXL(S&P500ブル3倍)では-9.47%と、10%近い下落になっています。レバレッジポートフォリオを運用している人にとっては、ハラハラドキドキな局面ですね。

その一方、XLP(米生活必需品)は-1.2%に留まっており、久しぶりにディフェンシブ銘柄としての役割を果たしています。

ディフェンシブ銘柄としてはタバコ株が有名ですが、PMは-0.01%・MOは-0.3%と鉄壁です。

また上記表には載っていませんが、英ADR銘柄であるブリティッシュ・アメリカン・タバコにいたっては+0.99%とプラスに転じています。

最近不調なタバコ株ですが、もし今後も下落が続くのであれば相対的に魅力的になっていくのかもしれません。

 

 

最強銘柄といわれているアマゾン(AMZN)ですら-6.15%という状況であり、そろそろ米国株式市場の好調も終わるのではないかという悲観的な意見もちらほら聞くようになりました。

米国株は現在プチバブルともいえる状況であり、大暴落は考えにくいとしても緩やかに世界市場をアンダーパフォームしていく可能性は十分あります。

米国株といえば、先日このブログ記事が一躍話題になりました。

記事のまとめ部分を引用します。

「大暴落を想定してもなお、思考停止で米国株インデックス買っておくのがベストっぽい。

でも、仮想通貨みたいな資産は大化けするかも」
出典「まだ東京で消耗してるの?

これを見て多くの人が米国株下落フラグではないかと恐れていましたが、それが現実になっているのかもしれません。

インフルエンサーは米株市場ですら動かしてしまう・・・新たな教訓を得ることができました。

 

冗談はさておき、米国株式市場とその他株式市場には大きな相関があるため、一方的に米株だけが暴落する可能性は考えにくいです。

逆に言えば全世界の株式市場が調整する中で、米株だけが大きな下落を続ける可能性は十分にあり得ます。

つみたて次郎含め米国株に楽観的な人が多い以上、いつかそのような局面が訪れるでしょう。

今回の暴落はその始まりなのかもしれないし、まだ違うかもしれません(適当)

そのような調整が始まれば、相対的にダメージの少ない新興国株や米国外先進国株にさや替えするかもしれませんし、最悪の場合株式投資自体から撤退してしまうかもしれません。

周りがそんな状況でも米国株に集中投資できるかどうかを自問自答しながら、日々の相場と向き合っていこうと思います。

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インフル次郎

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