SBI証券×Tポイントの連携が強化!投信マイレージをTポイントでもらうことも可能に
Tみたて次郎です。
SBI証券より、ポイント還元サービスに関する発表がありましたので紹介します。
外部リンク…新ポイントサービス開始のお知らせ
これまでSBI証券では、各種ポイント還元サービスにて付与されるのがSBIポイントになっていましたが、7月20日以降は代わりにTポイントの付与に変更できるようになります。
SBIポイントでもらうか、Tポイントでもらうか選べるようになりました。
正直な所、SBIポイントはあまり使い勝手がよいとは言えず、SBIポイント→Tポイントに等価交換していた人もいるかと思いますので、直接Tポイントでもらえるのは嬉しいですね。
投信マイレージサービスにも適用
SBI証券には、投資信託の保有金額に応じてSBIポイントがもらえる投信マイレージサービスがあります。
参考記事…投資信託保有でもらえるポイント還元について比較
外部リンク…投信マイレージサービス
基本的には、投信保有額の合計が1,000万円以下の場合は年率0.1%、1,000万円以上の場合は年率0.2%となっています。
ただし超低コストファンドの場合、0%・0.03%・0.05%のいずれかになっています。
外部リンク…投信マイレージサービスポイント付与率一覧
これまではSBIポイントによる付与でしたが、これからは代わりにTポイントでもらうことができるようになります。
Tポイントで投信買い付けが可能に!
さらに、Tポイントを使って投信買付も可能になりました。
SBI証券外で貯めたTポイントを流用することもできますので、Tポイントをうまく使い切る受け皿ができたといえますね。
また、上記で紹介した投信マイレージサービスと合わせれば、投信保有でTポイント獲得→Tポイントで投信買付という理想的な流れを作ることができます。
ただし、投信買付でTポイントを利用できるのは金額指定の買付のみとなっており、積立買付・口数買付・ジュニアNISAにおける買付は対象外になっています。
特に積立買付に対応していないのは非常に痛いですね。
投信積立+スポット購入を併用している場合は、スポット購入の際に貯まったポイントを全部消費可能ですが、投信積立のみで運用している人はポイントを持て余すことになってしまいそうです(ようするにこれまでのSBIポイント付与と同じような状況)
楽天証券の場合、投信保有で楽天スーパーポイントがもらえますが、積立買付に充てることができるため、ポイント獲得→ポイント投資という流れをスムーズに行うことができます。
参考記事…楽天カードで投信の積立が可能に!ポイント還元1%分もしっかり再投資可能!
ポイントをその都度手動で使用するのは面倒なので、SBI証券でもTポイントを自動的に消費できるような環境を整えてもらいたいですね。
SBI証券も楽天証券の動向は把握しているかと思いますので、個人的にはそう遠くないうちにサービス改善が行われるのではないかと勝手に予想しています。
投信積立への対応を期待
SBI証券×Tポイントというのは面白い試みですが、やはり投信積立に利用不可というのが非常に辛いです。
投資信託をメインに投資している場合、今回の新サービスで大きな恩恵を受けるのは次の3パターンではないでしょうか。
①定期的にSBI証券で投信をスポット購入している人
②SBI証券以外で貯めたTポイントを持て余している人
③SBIポイントよりTポイントのほうが利用しやすい人
いろいろメリットはありますが、はっきりとメリットを感じられるユーザーは一部に限られるのではないかと思います。
Tポイントとの連携を深めていくという方向性そのものは、楽天証券に対抗する手段として正しいと思いますので、今後のサービス発展に期待したいところです。
外部リンク…SBI証券(公式サイト)
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