SBI証券のiDeCoをセレクトプランに変更するための書類を請求しました

つみたて次郎です。

2018年11月より、SBI証券のiDeCoにおけるセレクトプランの新規受付及びプラン変更が可能になりました。

参考記事…SBI証券のiDeCo(イデコ)にてセレクトプランが選択可能に

SBI証券でこれまでiDeCoに加入していた人はオリジナルプランの利用者として扱われます。

これからSBI証券でiDeCoを始める人は、2つのプランから選択することができるようになります。

基本的にはオリジナルプランよりも低コストなファンドが多く、事実上の上位互換がセレクトプランになっています。

また、オリジナルプランの利用者であれば手数料無料でセレクトプランに変更可能であるため、既存利用者は一度検討したい状況です。

つみたて次郎もiDeCoはSBI証券で運用中ですので、さっそく公式ホームページよりプラン変更に必要な資料請求を行いました。

外部リンク…各種変更手続き(加入者向け)

上から3つ目の「プラン変更」より書類請求フォームにアクセスできます。

氏名や住所等の個人情報、そして基礎年金番号の入力が必要になります。

 

 

ただし注意点として、同じSBI証券内であっても移管扱いとなってしまうため、手続き完了まで2~3ヶ月程度の時間がかかる見込みだそうです。

移管についていくつか疑問がありましたので、SBI証券のコールセンターにて確認してみました。

 

移管中の空白期間について

オリジナルプランの商品をいったん売却して現金化→セレクトプランの指定商品に振り替えという流れを踏むため、一時的にどこにも投資できていない空白期間が発生してしまいます。

万が一空白期間中に大きな上昇相場が訪れた場合、大きな機会損失になってしまいます。

この空白期間についてコールセンターに問い合わせてみましたが、現時点では分からないとのことでした。

流石に2~3ヶ月の間ずっと現金で置いてあるということはなさそうですが、大きなリスクの1つとして考えておいたほうがよさそうです。

ちょうど今から手続きすると、相場が動きやすい年末年始にぶつかってしまうのもマイナスポイントです。

受付スタート直後だと申込者も多く移管に時間がかかるかもしれませんので、慎重になるのであれば少し時間を空けてからプラン変更を申請したほうがよいかもしれません。

 

移管中の掛金拠出について

移管手続き中でも、掛金の拠出自体は滞りなくできるとのことです。

コールセンターの話によれば、毎月5日が受付の基準になっているようです。

例えば12月5日までにプラン変更の受付がされた場合、12月分の拠出は旧プランの指定商品が買付され、1月中旬ごろに旧プランの完全終了、新プランへの移行に向けて現金化等が始まるとのことです。

この説明通りに解釈すれば、1月分の拠出からは新プランでの拠出になるため、

①一旦現金等でプールされ、移管完了後に買付される
②新プランでの商品指定が1月時点で可能になる

このどちらかになるのではないかと推測できます。

ただしコールセンターの方も度々確認しながらの回答であったことや、つみたて次郎が解釈を間違えている可能性もあるため、あくまで参考程度の情報としてお願いいたします。

対応していただいたコールセンターの方、マニアックな質問に親切丁寧に答えていただきありがとうございました。

 

プラン変更は慎重に

プランの変更自体はほぼ全てのSBI証券iDeCo利用者にとってメリットになりそうですが、それに伴う事務手続きの手間や、空白期間がもたらす機会損失の可能性を考えると、気軽に変更できる状態とはいえません。

特に後者の問題は致命的で、運用額が大きい人ほど大ダメージになりかねません。

最近は相場のボラティリティが高めな上、もうそろそろ年末年始を迎える時期なため、1ヶ月もすれば大きく評価額が変動しているなんてこともありそうです。

うまく下落相場とぶつかれば安く買いなおせるため結果オーライですが、「買付タイミングを指定できないタイミング投資」を強制されているに等しいので前向きに考えるのはやめましょう。

セレクトプランに移行することで得られるメリットとデメリットを天秤にかけて変更するかどうかを決めましょう。

参考記事「SBI証券でiDeCo(イデコ)を始めるメリットとおすすめファンド

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セレクト次郎

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