【悲報】SBI証券iDeCoのセレクトプラン最後の対象商品が判明

つみたて次郎です。

先日SBI証券から発表された、iDeCo(イデコ)における「セレクトプラン」の新設が話題になりました。

参考記事「SBI証券のiDeCo(イデコ)にてセレクトプランが選択可能に

iDeCoには対象商品の上限が35本までという制限がかけられていましたが、別プランを作ってしまうという荒業を披露しました。

ちなみに11月1日よりセレクトプランの申し込みがスタートします。

最初に発表された時点では34本の投資信託が対象として判明していたため、残り1本の枠がある状態でした。

そして今回、最後の1本が判明いたしました!

 

 

 

 

 

 

野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け)

 

 

 

 

 

 

どうみてもアクティブファンドです。本当にありがとうございました。

信託報酬は0.918%となっており、国内のグロース株を中心に投資を行う方針のようです。

ちなみにDC専用ではない野村リアルグロース・オープンという投信も別途存在しており、そちらは信託報酬1.62%なのでややお得な水準になっています。

アクティブファンドで1%を切っていれば及第点ではありますが、個人的には非常にガッカリしました。

また、こんな事実も不本意ながら判明しました。

出典「SBI証券

これは9月27日に発表されたセレクトプラン対象予定商品一覧の一部です。

今更気づいても遅いですが、国内株式型のアクティブファンドが最後の1本になるという未来は既に決まっていたみたいです。

先日つみたて次郎が予言した内容は、最初から実現することのない幻~でした(泣)

参考記事「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はいつからiDeCoで投資できるようになるか?

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が追加されるという予想は外れてしまいました。

 

 

とりあえず今回の発表で確定したのは、セレクトプランは上限の35本を全て埋めてしまった以上、今後の新商品追加が不可能になってしまったということです。

35本制限によって身動きが取れないことを回避するために新たに導入されたのがセレクトプランですが、プランが始まる時点で同じような状況になってしまいました。

新しい商品を加えるためには既存対象商品をリストラしなければならないため、積極的なラインナップ入れ替えは期待できません。

かといってオリジナルプラン、セレクトプランに続く第三のプランを新設するというのも得策ではありません。

iDeCo口座のプラン変更は同じSBI証券内でも移管扱いになってしまうため、そもそもセレクトプラン新設自体をあまり良く思っていない利用者も多いのではないかと思います。

ラインナップ入れ替えもプラン追加も既存利用者の負担を増やすことにつながってしまうため、どちらにせよSBI証券としては難しい選択を迫られることになるでしょう。

個人的には次期早々に35本の枠を使い切ってしまったのは大きなミスではないかと思います。

SBI証券のiDeCoは多彩なラインナップと引き換えに、今後の成長性というステータスを捨ててしまったことになります。

eMAXIS slimやニッセイの<購入・換金手数料なし>といった定番を抑えているためしばらくは安泰だと思いますが、競争が激しい業界なので有力な新商品はこれからもどんどん発表されるはずです。

特に全世界株式ファンドやバランスファンドについては群雄割拠な状態であるため、うまく新商品を取り込めなければSBI証券の弱みになってしまうでしょう。

予想を外した腹いせではありませんが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を採用できなかったのが特に致命的であり、iDeCoにおけるSBI証券の地位を揺るがしかねません。

SBI証券のiDeCoは「現時点では最強だけど発展性皆無」という、なんともいえない立場になってしまったといえます。

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セレクト次郎

【悲報】SBI証券iDeCoのセレクトプラン最後の対象商品が判明” に対して1件のコメントがあります。

  1. らっきょ より:

    ああああ…
    slim オールカントリーを期待してたのに…
    楽天に行くしかないのか…

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