楽天証券の買付手数料無料ETFにAIQ・FINX・GNOMが追加
つみたて次郎です。
楽天証券では指定された海外ETFの買付手数料が無料になるサービスが導入されています。
SBI証券やマネックス証券でも同じようなサービスは導入されていますが、その中でも楽天証券はラインナップがかなり独特となっています。
そして10月2日より、以下3つのETFが新たに買付手数料無料ETFとして指定されました。
外部リンク…買付手数料無料 海外ETF(楽天証券)
・AIビッグデータETF(AIQ)
・フィンテックETF(FINX)
・ゲノム&バイオテクノロジーETF(GNOM)
運用会社はいずれも最近話題になっているグローバルX社です。
信託報酬はAIQとFINXが0.68%・GNOMが0.50%とやや高めですが、テーマ型ETFであることを考えると標準的といえるでしょう。
GDAT・GFIN・GDNAの除外
今回新しく追加された3種は、これまで対象だったが上場廃止でこの世から消えてなくなってしまう
GDAT・GFIN・GDNAの埋め合わせとなっています。
出典「楽天証券」
上記含めた5つのETFを併合させたGSイノベーションETFとその他適当に2種を追加して本数を維持するのかなと思っていましたが、つみ次郎の読みは外れてしまったようです(辛)
参考記事……GDAT・GFIN・GDNA・GMAN・GBUYが融合
除外ETFと追加ETFを並べてみます。
除外 | 追加 |
GS Motif データイノベーション(GDAT) | AIビッグデータ(AIQ) |
GS Motif ヘルスケアイノベーション(GDNA) | ゲノム&バイオテクノロジー(GNOM) |
GS Motif 金融イノベーション(GFIN) | フィンテック(FINX) |
運用会社こそゴールドマンサックス→グローバルXと一新されていますが、類似ETFを頑張って用意した感はしっかり伝わってきますね(笑)
結果的に、本数も中身もこれまでと同じような環境が維持されています。
今回追加された3種以外の無料ETFも含め一覧でまとめておきます(全9種)
・バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)
・バンガード・S&P500(VOO)
・バンガード・トータル・ストック・マーケット(VTI)
・SPDR S&P500トラスト(SPY)
・SPDR ダウ・ジョーンズREIT(RWR)
・SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)
・AIビッグデータ(AIQ)
・ゲノム&バイオテクノロジー(GNOM)
・フィンテック(FINX)
ほとんどの人はVT・VOO・VTIにしか注目してなさそうですので、今回の対象ETF入れ替えも大きな話題になることはないでしょう(辛辣)
ちなみにこの3種はSBI証券・マネックス証券でも共通して買付手数料無料ETFになっているため、その意味でも楽天証券の差別化はかなり薄味です(辛辣2)
参考記事…マネックス証券とSBI証券で一部ETFの買付手数料が無料化
マイナーETFの宿命ではありますが、無難にバンガードやスパイダーのETFを足していくほうが注目も集まるのではないかと思います。
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