SMT 欧州配当貴族インデックス・オープン爆誕!
シーゲル二郎です。
2017年11月27日より販売予定の、目玉商品?が発表されました。
三井住友トラスト・アセットマネジメントより、「SMT 欧州配当貴族インデックス・オープン」が設定されます!
欧州ではなく米国のほうは、シーゲル二郎4種の一角となっています。
ヨーロッパ版S&P500ともいえる「S&P欧州350指数」の派生である「S&P欧州350配当貴族」に連動するインデックスファンドです。連続10年以上増配を続けている企業約40社に均等分散投資します。
米国は25年以上で、日本と欧州は10年以上となっているので、インフレを考慮しても米国の強さが光ります。
出典「EDINET」
内訳はこんな感じです。半分近くはイギリスが占めています。
銘柄の内訳は、等金額ウェイトなので、順位は参考になりません。41銘柄なので、各2.5%くらいを維持するようにリバランスされます。
等金額の性質上、時価総額が小さい企業にオーバーウェイトされることになります。上位10銘柄では、ディアジオ(DEO)とノボ・ノルディスクしか知りません(笑)
セクター別では、生活必需品・ヘルスケア・一般消費財・資本財の4セクターで全体の8割近くを占めており、米国配当貴族以上に偏っています。
元となる指数のS&P欧州350では、金融セクターが20%を超えていて1位ですが、配当貴族では5%ほどしかありません。
チャートなどは用意できませんでしたが、過去10年間ではS&P欧州350を常に上回る成績だったようです。
信託報酬は0.594%となっており、米国配当貴族と同じになっています。ですが、等金額のスマートベータ運用のため、隠れコストは非常に高くなると思われます。今後の様子見が必要です。
とはいえ、今までなかった低コストな欧州株式のスマートベータなので、選択肢が増えたことは素直に素晴らしいですね。
これで米国・日本・欧州3種類の配当貴族がそろったので、配当貴族銘柄だけで世界分散投資というのも面白いかもしれません。
オマケ…昨日のゼネラルエレクトリック太郎氏の記事で、また「二郎」の名前が出てきました。B太郎氏以上に扱いがひどいと思うのは気のせいでしょうか?シーゲル二郎としてはおいしいので別にかまいませんけど。
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