【悲報】海上保安庁内で投資詐欺が発生
つみたて次郎です。
また投資詐欺に関するニュースがあったので紹介します。
海上保安庁内で詐欺的投資横行か OBら勧誘、若手退職者相次ぐhttps://t.co/ON4iiJOokW
→消費者金融に数百万円の借り入れをするなどして退職者が相次ぐ
→海保側は、各所属に注意喚起
→職務時間中に取引や勧誘を行えば、職務専念義務に抵触する恐れ— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年2月24日
少し前に「月利3%」をうたった投資詐欺で逮捕者が出ましたが、今回のうたい文句は「130万円が1年で3千万」ですのでより高リターンになっています(笑)
通常の投資詐欺であれば預けたお金が減るだけですので、きつい言い方をすれば被害者が損を被るだけです。
しかし今回の場合、海上保安庁内部の士気低下や職員の退職といった別の問題にも発展していますので、よくある投資詐欺という形では済まないような気がします。
海上保安庁含め公務員という職業は比較的給料が安定しており、信用力も素晴らしいです。
安定した生活費が見込めるので投資をする上でも有利ですし、住宅ローンなどの借り入れをうまく活用すればトータルで素晴らしいライフプランニングができる立場といえます。
そのため公務員と投資の相性は抜群なのですが、公務員を目指す人は安定・堅実を求める傾向があるため、投資とは縁がないイメージがあります(笑)
しかし今回の詐欺事件では、公務員の信用力を活かした借り入れ→その後退職というコンボを決めており、かなり悪質な手口になっています。
間接的には貸し手である消費者金融も被害者といえるかもしれません。
また、今回の投資詐欺がきっかけで退職した人や、これから何らかの処罰を受ける人の中には海上保安官として優れた能力を持っていた方も多数含まれていると思いますので、国家としての損失も大きいのではないかと思います。
金融リテラシーと海上保安官としての適正は直接関係ありませんので、貴重な人材が去ってしまったのは国民の1人として遺憾です(言いたいだけ)
特に最近は国防に関する悪いニュースを見かける機会が多いので、最小限の影響で収まることを願います。
投資詐欺と聞くとごく一部の小さな話のように聞こえますが、意外と身近なところに潜んでいるかもしれません。
例えばつみ次郎の場合、数年前に親が金融商品の勧誘を受け、投資して大丈夫かどうか相談を受けたことがあります。
内容ははっきり覚えていませんが、確か「元本保証で年間5%の配当金」くらいの比較的控えめな内容だったと記憶しています。
その詐欺っぽい話をつみ次郎に説明する時の表情がとてもイキイキしていていたのが印象に残っています。
人間が騙されそうになる瞬間を目撃するという良い経験になりました。
当時つみ次郎は高校生でしたが、既にインデックス投資含め多少の知識はかじっていましたので
「 あ ほ く さ 」
と一蹴してやめさせました(笑)
ほんのちょっとの金融知識があれば、あり得ないほど割の良すぎるローリスクハイリターンであることはすぐ分かりますね。
また、社会人になってからは同級生の知人(友人とは言わない)から似たような案件について紹介された記憶があります。
もちろんまともに聞く気はありませんでしたが、面白そうだったのでいろいろツッコミを入れまくっていました(笑)
冒頭で紹介した事件は海上保安庁内部でしたが、どこに投資詐欺の話が紛れているかは分かりませんし、身近な人が怪しい話に関係しているかもしれません。
身内でもなければ相手の目を覚まさせるために説得する必要はありませんが、少なくとも自分が巻き込まれないいよう距離を置いていかなければなりませんね。
ブログ村ランキング
さぎ次郎