2018年12月16日 / 最終更新日 : 2018年12月15日 つみたて次郎 時事ネタ

【悲報】ジョンソンエンドジョンソン（JNJ）が大暴落

つみたて次郎です。

米国株の中でも鉄壁のディフェンシブ株とされるジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が大きく暴落しました。

株価下落の直接的な原因は、12月14日に発表されたネガティブニュースです。

同社製のベビーパウダーにアスベストが混入しており、それを知っていながら長期間隠蔽を行っていた可能性があることがロイター通信より発表されました。

外部リンク…米Ｊ＆Ｊの株価急落、ベビーパウダー巡るロイター報道を嫌気（REUTERS）

アスベスト(石綿)は肺ガン等を引き起こす有害物質で、日本では2005年には関連作業員らの健康被害が大々的に報道され、一時期大きな話題となりました。(つみ次郎も印象に残っています)

JNJは品質上の問題及び隠蔽については否定していますが、以前から問題となっており集団訴訟などにも発展しているようで、今回のニュースでその事実が明るみに出た形のようです。

ジョンソン＆ジョンソンという名前は「バンドエイド」「リステリン」「アキュビュー」等といった消費者向け商品のおかげで日本でも知名度は高いですが、本業は医療機関を相手にした医療機器・医薬品の製造販売です。

ベビーパウダーはBtoC部門の一部に過ぎないので、事業全体に対するダメージは軽微だと思われます。

問題は賠償金支払いと、ブランドイメージの毀損ですね。

ベビーパウダーの発がん性に対しては集団訴訟により、合計約47億ドルの賠償金支払いが命じられています。

外部リンク…ベビーパウダーに発がん性　米J&Jに5千億円命令 

今後も新たな訴訟が相次ぐと予想されますが、JNJの事業基盤を考えれば一時的な問題で済みそうです。

やはり一番痛いのは、ジョンソン＆ジョンソンというブランドに傷がついてしまったことです。

ヘルスケア企業は健康・安全を司るため、安かろう悪かろうが通用しにくい世界です。そのため企業イメージは非常に重要です。

同社には、「我が信条（Our Credo）」という企業理念があります。(通称：クレド)

日本法人の公式ホームページを張っておきます。

外部リンク… 我が信条（Our Credo）

ヘルスケア最大企業・圧倒的な知名度・クリーンなイメージと3拍子揃っていた超優等生企業でしたが、今回のニュースがどれだけ影響するか興味深いですね。

 

 

ちなみにつみたて次郎は少し前、こんなツイート及び記事を公開しています。

参考記事…もし全財産をたった１つの個別株に投資するとしたら？

今思い返せばただのフラグだったのかもしれません(泣)

ちなみにつみたて次郎は個別株としてのJNJはほとんど保有していませんのでその点はご了承ください。

とはいえ企業存続の危機に陥るような不祥事ではなさそうなので、やはり鉄壁企業としての看板は揺らがないのではないかと思っています。(＝投資リターンが良さそうではありません)

ヘルスケア最大企業・幅広い事業でトップシェアというワイドモートを崩すのは容易ではないでしょう…といいたいところですが、資本財(元)最大企業で幅広い事業を抱えていたゼネラルエレクトリック(GE)の末路を見ると少し不安になりますね(笑)

やはり個別株に手を出すのは当分先の話ですね…。

ちなみにこれほどの超大型株でありながらワンタップバイで買うことができないので、少額からエントリーすることもできないのも歯がゆいです(泣)

 

また会おうぜベイビー

 

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“【悲報】ジョンソンエンドジョンソン（JNJ）が大暴落” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:
    2018年12月17日 7:37 AM

    工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工
    J&Jのベビパアスベストは数年前から問題になってるのに今更？
    リーマンショックさなかに注文間違え？でP&Gの暴落を切っ掛けに
    ダウが$1000暴落したのは昨日の事のように覚えてるけど
    また恐慌の前兆じゃないの

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